大躍進している洗足学園で44年も教員をされ、洗足学園小学校の校長先生をされていた吉田先生が本を出されたので読んでみました。
洗足学園小学校を目指される方も、それ以外の方にもとても面白い本でした。
吉田先生は昭和54年から洗足学園で働かれていて当時大学進学をする人も数人みたいな状況から学校がどんどんと変わる姿に立ち会われた方です。
学校改革=コンサルとか宣伝が上手いというイメージでしたが、【学校を変えようという動きが教員全体の意識改革に発展して学校の雰囲気がかわっていった】思い切った人事で若い方が要職について改革ができた。学校の雰囲気がとても良かったのだなと知ることができました。
著者の吉田先生は洗足の中高で30年働きその後洗足学園小学校で校長をされていましたが、【生きる力を持つ子どもたちを育てる】を大切にしてきたそうです。
中学受験と非認知能力が対極にある気がしていましたが吉田先生もあまり難しいことはおっしゃっておらずに当たり前のことを当たり前にできるようにしましょう。そのためには良い習慣が必要で、良い習慣をつけるのは躾や教育とのことでした。
名門私立小の校長先生の本ということで、小学生になったばかりで子どもははじめての社会でお友達との距離感や万一トラブルがあった場合など不安な点もありましたが喧嘩などトラブルは時間をかけ話を聞いて一人一人の心に入り込む真の解決が必要。即決できないし、性急な判断は真の解決にならない。親も学校にお任せする点はお任せして先生のご指示に従おうと読んで安心することができました。
また学力ばかりでなく、学生の間はテストの点数の個人プレーだけど社会人は社会で仕事は他人と協力しながら勝ち進むゲーム。
ルールが全く違うから人と協調したりすることも学びなんだなと改めて思いました。
本文で紹介があったガンジーのことば【弱いものほど相手を許すことができない 許すということは強さの証】にも大変感銘を受けました。
学力だけでなく当たり前ですが人間性も育てていきたいですし、親も一緒に成長したいです。
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