ロシア、ウクライナとクロッカス・ホールのテロリストとの関係の「実証された証拠」を発表

 

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木曜日の発表によると、 ロシア当局は、クロッカス市庁舎複合施設に対する先週のテロ攻撃の容疑者と「ウクライナ民族主義者」との間に確固たる関連性があることを発見したと述べた。

 

ロシア捜査委員会は予備調査結果を発表し、先週金曜日に140人を殺害し、さらに多くを負傷させた犯人がウクライナから「多額の金銭」を受け取っていた と述べた。

 

捜査当局は、攻撃者らがウクライナから仮想通貨の形で支払いを受け取ったという「実証的証拠」を入手していると主張している。

 

プーチン大統領は土曜日から、テロリストらはウクライナ国境を越えようとする直前に逮捕されたと主張していた。同氏は、ウクライナ人が彼らが通過できるように「窓」を用意していた可能性があると主張した。

 

金曜日にはモールとコンサート会場で4人のガンマンが暴れ回り、無実の傍観者を無作為に射殺したが、最初に計11人が逮捕され、その後さらに共謀者とされる数人が逮捕された。

 

プーチン大統領の演説から数日後、ロシア連邦保安局（FSB）のアレクサンドル・ボルトニコフ長官は記者会見で、米国、英国、ウクライナが関与した可能性があるとクレムリンは考えていると述べた。

 

重要なのは、クレムリンが犯人がイスラム過激派テロリストであることを認め、西側諸国が提示した「ISIS-K」の物語にはある程度の真実があると述べたことだ。

 

しかし、ロシア当局者らは、最終的に攻撃を支援しているのは別の組織、国、諜報機関ではないかという疑問を執拗に提起している。たとえば水曜日、外務省報道官のマリア・ザハロワ氏は次のように述べた。

 

「もちろん、彼らが[このような率直な結論に達する]ことができた速さは驚くべきものです。彼らが  マイクに向かい、照明をつけ、報道陣を呼び、誰が誰であるかについて結論を出すまでに、わずか数時間しかかかりませんでした。」この恐ろしく血なまぐさいテロ攻撃の責任は彼にある。」

 

一方、ロシア諜報機関（FSB）は、テロリストらがウクライナに到達していれば「英雄として歓迎された」だろうと主張した。モスクワ当局によると、銃撃犯4人全員がタジキスタン国民であることが判明しており、拘留されている人の中にはロシア国民はいないという。

 

彼らがウクライナと経済的なつながりを持っていたという新たな疑惑に関しては、その発言を裏付ける証拠は公に提示されていない。また、これらの資金提供疑惑がウクライナ政府機関に関係しているのか、それともウクライナ国内の個人に関係しているのかも不明のままだ。

 

 

アメリカ当局は、モスクワのコンサート・クロッカス・ホールでのテロ攻撃の背後にいる犯人を特定するのに、たった45分しかかからなかったのに、ボルチモア橋崩壊の責任は誰にあるのか、いまだに特定できていないのはなぜだろう? 

本当にびっくりです...。

 

 

一方、ホワイトハウスはこれをまったく支持していない。これに対し、バイデン政権は木曜日、これらのロシアの新たな主張を「ナンセンス」として拒否し、イスラム国が「単独で責任を負っている」ことは明らかだと述べた。

 

ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障報道官も会見で、ワシントンがテロ攻撃が差し迫っているという情報をモスクワに伝えたと繰り返した。カービーはこれを「書面による警告」の形で伝えられたと説明した。

 

モスクワの米国大使館も、米国人に対し大規模な公共の場や集会を避けるよう呼び掛ける公衆警報を発令した。

 

「先週のモスクワでの恐ろしい攻撃の単独犯がISIS（イスラム国）であることは十分に明らかだ。実際、米国はこのテロ攻撃の阻止に協力しようとしていたし、クレムリンもそれを知っている」とカー​​ビー氏は語った。

 

しかし、ニューヨーク・タイムズの報道によると、米国側は完全な情報をモスクワと共有していなかったという。 

 

「ワシントンとモスクワの敵対関係により、米国当局者は必要以上に陰謀に関する情報を共有することができなかった」とタイムズ紙 は木曜日に書いた。

 

アメリカ人らは「ロシア当局が彼らの情報源や方法を知ることを恐れて」これを行ったと言われている。

 

 

 

転載元

 

 

「なぜアメリカは、ISISをモスクワのテロ攻撃の犯人としてすぐに特定するのか。ウクライナのどこに武器があるのか、誰がノルドストリームを爆破したのか、誰がJFKを殺害したのかさえ、いまだに把握できていないのに」 - ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ