入院中、食欲が回復せずに

お粥2~3クチと言う日が続いた時。


同室の、隣のベッドのオバサンが

いい香りを漂わせながら

お煎餅食べてたんですよねぇ。


『・・・はぁ~お煎餅かぁ。

いい香り♪おいしそうだなぁ。

・・・お煎餅なら、食べられるかな?』

と思った私。



とその時。


お義父さんから

「午後行く。何か欲しいものあるか?」

とメールが(^∇^)


早速

「食べられるかわからないけど、

お煎餅食べてみたい。

お醤油味の。食べきれるかわからないから

1枚ずつ袋に入ってるやつか、

小袋に細かいのが入ってるやつで。

海苔は付いてない方がいいなぁ。

海苔は、気持ち悪くなりそうだから・・・」

とお返事しました。



そして午後。

お義父さんとお義母さんが、面会に来てくれた時。


「ほれ、餅焼いてきたぞ。

餅食いたいって言うもんで。」


と、お義母さんがタッパーを差し出すのです。


???(・_・o)ン? (o・_・)ン? (o・_・o)ン???


事情が飲み込めない私。


「餅、食いたいんやろ?

細く切って焼いてきたで。醤油でな。

冷めて硬くなる前に、食えっ。」って。


・・・(-_-;)


「お義母さん・・・

わざわざお餅焼いてきてくれたの?」


「食いたいんやろ?」


「・・・あぁ・・・えぇっと・・・

お義父さんにメールしたんだけど・・・」


「父ちゃんに、餅食いたいってメールしたんだろ?」


「い、いや・・・それは・・・どうなんだろう。

お餅じゃなくて、お煎餅って書いてなかった?」


「はぁっ?」


そして、お義父さんの手には

ビニール袋がぶら下がっており・・・


中からは、パックに入った

『わらび餅』と『みたらし団子』が出てきました。


・・・私の食べたいもの、ひとつもない(T_T)


気持ち悪くて、甘いものがダメなんだってば。



結局

「ありがとうね、わざわざ焼いてきてくれて・・・」と、

どうにかお餅をクチに押し込んだ私でした。



わらび餅とみたらし団子は、

お義父さんが完食してお帰りになりました(-_-;)


・・・で、お煎餅は?

夫は、私の入院に合わせて

夏休みと取ってくれていたので

休みを取った日全部を

病院で過ごしてくれた感じになるんですがね。


そりゃ、泊り込みはしませんが

毎日、面外時間ぎりぎりまでいてくれました。



なので・・・


お昼も夜も、

私の病室で食事をしていた夫。



麻酔の副作用で気分が悪く、私は

食事を摂れるような状態じゃなかったので

私の食事を夫が完食・・・と言った感じで(^▽^;)



私が食べられるようになると

夫は、牛丼やお弁当などを買ってきて

私と一緒に食事を・・・


私、本当に感謝しました。

どんな状態の私も受け入れてくれて

献身的にサポートしてくれる・・・


本当に本当にありがとう!

よい夫に恵まれて

私、幸せですっ(*^▽^*)



・・・あれ?

この状況・・・おもしろくない感じな人がいます・・・よね?



お義母さん(-_-;)



入院で私が留守の間、

大好きな息子の世話ができる・・・♪と

お義母さんは、はりきっていたのです。



毎日、食事が一緒にできる♪と

楽しみにしていたようです。


お弁当、毎日作って

会社に持たせよう♪と思っていたようです。



しかし、夫は1階に顔を出さず

私の病室にいるもんですから・・・ねぇ。



面会に来たお義母さん

「コウジ、ちっとも顔出さんのやもん・・・

弁当、買ぅてきたでぇ。ほれ。」


と、毎日

コウジさん用のお弁当を持っての面会。



・・・あの、誰にご面会ですか?


・・・私にではないの・・・でしょうね(-_-;)



麻酔の副作用で、吐きまくりな私・・・


クチをきく事も、動く事も、眠る事も、

ましてや食べる事もできなかったんです。


このまま吐き気が続いたら・・・

私、どうにかなっちゃいそう(ノ_-。)


とそこに、

私の様子を見に来た

麻酔科の先生登場o(^▽^)o


『麻酔科の先生!?

この状況、先生なら

どうにかしてくれるんじゃないの??』

私は、必死の思いで声を絞り出し


「せ、先生・・・(おぇっ)

この吐き気、いつおさまりますか?」


と聞いてみた。



すると先生は・・・

「いつおさまる、と聞かれても・・・(笑)

ここまでひどい人、珍しいからなぁ・・・(^~^)

明日おさまる、とは言えないなぁ~。

吐き気止めも効かなかったしねぇ・・・。

どうしようかなぁ・・・ん・・・。」


って言って、行っちゃった。



おいーっ放置かよっllllll(-_-;)llllll

ウソでもいいから

「明日にはおさまるかな(^∇^)」とか言ってよー(ノ_-。)


・・・それにしても、先生ナゼ半笑い?(-"-;)

軽くカチン(-_-メ

全身麻酔の副作用、

やっぱり人それぞれのようでして。


高熱が出る人、嘔吐する人、

寒気がする人、頭痛がする人・・・


やってみなきゃわからないって事で

事前の説明はあったのですが、ね。


私は内心、

麻酔の副作用よりも

傷口の痛さの方を心配していました。


だって・・・(ノ_-。)

料理してて、包丁で指先切っただけでも

痛いでしょ?それなのに、何箇所もお腹を

切るなんて・・・どうなのぉ・・・?

そんな痛みに耐えられるのぉ?(T_T)


(内視鏡での手術だったので、

カメラやら機材やらを入れるために

3~4箇所小さく切る予定でした。

開腹手術より回復が早い、との事)



そしたら予想外。


私は

麻酔の副作用がドカーンときてしまって。


とにかく、気持ち悪くて気持ち悪くて

嘔吐・嘔吐・嘔吐・・・でした(´□`。)


あんなに気持ちが悪くなった事

今まで経験した事無いってくらい

凄まじい吐き気。


常に吐いてた(-_-;)

しかも丸1日半も・・・辛かった。


もう吐くものなんて無いし

でも、吐きたいし。


クチもきけないどろこか

体も動かせない。

頭や体が動くと、余計に気持ち悪くて。


ちょっとでも動くと、また吐く。


嘔吐物と冷や汗と涙と鼻水と・・・

私、ぐちゃぐちゃでした(ノ_-。)



そんな状況を、そばで見守る夫・・・




と、そんな時。



「はるちゃん!」

「なにぃ?どうした?」

「気分悪いんか?」

「気持ち悪いんか??」



・・・お義母さんだllllll(-_-;)llllll



私は、

お義母さんの方を見る事もできなければ

クチをきく事もできない。

だって、動いたら即ゲー(T┰T )だもん。



そしたら、誰かが

ベッドサイドをぐるっとまわって

私の顔のそばまできて


「はるちゃん、わかるか?」

「おい、大丈夫か?」

「気持ち悪いんか?」



・・・お義母さんだllllll(-_-;)llllll



夫が

「気持ち悪くてクチきけないんだよ。

そっとしておいてやってよ(`ε´)」


と言ってくれたけど・・・



「ほぉ・・・そうか。頑張れ、な。」と

私の肩を、ぽんぽんと触ったお義母さん。



その振動で、また嘔吐(T┰T )



『一刻も早く、この場から居なくなって下さい。』

と、何回も心で叫んだ私でした。


手術は、

全身麻酔をかけて行われました。


なので

私は手術室に入ってすぐ眠ってしまい

気が付いた時には、自分の病室に。



・・・フツウ、麻酔から覚めたら

横には私の手を握った夫が・・・

とか想像しません?!


・・・ダメ?(笑)



だいたい、麻酔から覚めるのって

自然に目覚めるの、待ってくれません??

違うの?



誰かがね・・・

誰かが私を呼んでるの・・・



「はるちゃん!」

「はるちゃーん!!」

「おい、はるちゃーん!わかるかぁー?」



内心、『うるさいなぁ・・・』と思いながらも

『あぁ、手術終わったのかなぁ・・・』と

そぉ~っと目を開けてみると



私の顔の上には


な、なんと Σ(゜口゜;


Σ(゜口゜; ΣΣ(゜口゜; ΣΣΣ(゜口゜;



お義母さんのドアップがっ Σ(゜口゜;

「はるちゃん!」

「はるちゃん!わかるかぁ?」


と、酸素マスクぎりぎりの近距離で大絶叫(-_-;)



・・・あの、

そんな大声出さなくても

聞こえてますけど(-_-;)

そして、うるさいんですけど(-"-;)



誰か、このオバサン黙らせてくれません?