こんにちは!
静岡県磐田市で、ご飯と麴を使用した、
酒種酵母を使ったパン教室を開講している
鈴木理佳です。
「酒種酵母と甘酒酵母って同じものですか⁈」
という質問をよくもらいます。
答えは、
同じ所もあるけど、全くの別ものです。
詳しくお伝えしますね。
まず、
同じ所は、材料です。
酒種酵母は、ご飯、水、米麹で作ります。
甘酒酵母は、甘酒(ご飯、水、米麹)と、水
で作ります。
そして、
違う所は発酵の時間や菌の増殖の違いです。
酒種酵母は、5日間かけてと種起こしを
します。
その時に乳酸発酵や糖化がさかんに行われます。
すると乳酸菌や酵母菌がその間にたくさん
増えていきます。
さらにスクリーニングといって選別作業を行い、より強く安定した酵母を作ります。
甘酒は、60℃と高温で作り1日で完成します。
短時間だと、乳酸発酵も糖化も進んでいない状態です。
その甘酒で作る酵母だから、菌の種類や量は全く変わってきます。
そのため酒種酵母パンと酒種酵母パンを食べ比べてみると味も異なります。
まとめとして簡単に言うと、兄弟でなく、
親戚みたいなものですかね⁉︎
甘酒は手軽に手に入りますし、
そこから酵母起こしをしてパン作りが
出来ることは魅力的ですよね♪
天然酵母パンを焼くというハードルが下がり、
失敗しても、またリベンジしてみよう!
という気持ちになるのでは、
ないでしょうか⁉︎
ぜひ、甘酒酵母に興味がある人は
作ってみてくださいね♪
そのように思われてれる方もいらっしゃいますが、
酒種酵母のパンはゆっくり発酵させるため、家事や子育てをしながらパン作りができますよ。
忙しい毎日でも、楽しく手作りパンが焼けて家族が喜ぶコツをお伝えしていきたいと思っています。
ぜひ一緒に酒種パン作りをしましょう♪