前回セキセイインコの記録を書いたあと
今日が最後だろうかという日が続いてた。
ひたすら鳥かごの下でじっと膨らんでいて
時折、エサ箱によじ登るも
ほんの二~三くちだけ口にして再び奥で膨らんでいる。
セキセイインコの場合、エサを食べれなくなったら翌日まで生きる可能性が低くなる。
鳥という習性上、飛ぶために体が重くならぬよう一度にたくさん食べる事ができない。
体にエサを蓄える構造になってないので、こまめに食べていかないとそれは即、死につながってしまう。人間のように絶食して何日も生きられるとか鳥には不可能なのだ。
エサを食べれなくなった様子をみて、いよいよお別れの時なのだと覚悟をした。
こんな時、何もしてあげれないのが本当にもどかしい。
言葉にできない生き物は痛みやしんどさにただじっと耐え、生を全うしようと頑張っている。
人間の長い寿命を全部分け与えてあげたいのに
注射でショック死してしまう事で何も手の施しができないなら
変わって注射でもなんでも治療できるものなら治療うけてあげたいのに
人間にはなす術がない。
ただただ、しんどそうな姿を見て声をかけるだけだ。
今夜でもしかしたら最後と思った日が幸い翌日から仕事が連休。
ブラックコーヒーを飲みつつ徹夜してでも
寝ずに最後の時を見送ろうと決めた。
しばらしして少し持ちこたえたのか籠の外に出てきた。
でも状態はものすごく悪い。
まだ老鳥でないのに、足元がふらついていて
すぐコテンとつまづいてしまう。
筋肉も弱ってきたのかもしれない。
エサもほぼ食べれてないけど
それでも何かしら口にできたらと思い
大好きな豆苗もここ2日は全くかじることもなくなったので
しばらく与えてなかったミネラルサンドを与えてみた。
ミネラルサンドがすごく大好きで
心配になるほどいつもついばんでいたけれど、
水っぽい糞(というよりほぼ水しかださなかったりする)
が気になり、塩分の取りすぎが原因で
そのせいで喉が渇いき水を多飲してしまうのかな?と
それから与えていなかったのだが
ダメ元で与えたミネラルサンドをついばんだ。
思い出したかのようにしばらくついばんでいる。
食欲が戻ればと、エサも与えてみたら
決して多くはないけれど、今までよりは少し食べてくれた。
その効果なのか翌日の糞が黒ではなくなった。
ミネラルサンドのほか飲み水に
腸内環境を整える液を一緒に与えてたのがよかったのか
つやのある黒い糞(タール便)が薄い黄緑ぽい糞に変わった。
そして心なしか指に乗った体に重さを感じる。
だいぶエサを食べられるようになったからなのか。
結局、病院でもらった腎臓と食欲増進のお薬は
容器を見ただけで
「捕まえられて嫌なものを飲まされる」と覚えてしまったので
直に口に流し込めないため
飲み水に一滴だけ入れる方法にしてる。
できることはこれだけしかないのだけど、
もしかして危機は少しだけ脱出できたのだろうか。
今日になるとエサを食べれるようになって、
籠の下ではなくブランコに乗って寝れるようになってる。
まだまだ鳴いたり遊んだりできず
ごはん以外はひたすら寝てるけれど
その様子を見て少しだけ希望が見えてきた。
あと一日、もう一日、生きてくれるだろうか?
まだ2歳半。頑張ってほしい。