こんにちわ!
おうちごはん研究家 あしか〜さんこと 金丸利恵です。
ご縁があって、某メンタルクリニックで週に1回、お料理教室を担当しています。
段取りを考えて作業したり
グループのメンバーとの兼ね合いを配慮するなど
料理の工程は、メンタルのリハビリにとても役立つそう
作業療法士や看護師のスタッフさんと一緒に、毎回15〜20人くらいの参加者さんと3〜4品を作ります。
作業療法士さんから聞くお話は、とても勉強になります。
毎回、楽しい雰囲気で調理が進み
食べる時も、どこかの食堂のように話に花が咲いて笑顔
みんなで作って一緒に食べるって、ヒトを和やかにする特別な力があるような気がします
「人間は足で立っているが実は逆で、頭の上に地面がある。人間を木に例えると、頭が根っこ、手足などは先端の枝。根っこが一番大事で、根が腐ると幹や枝に影響が出る」
といった内容を、昔、何かで読んだことがあって、、、
「そっか、そうだよな~」と、なぜかストンと腑に落ちました。
感情や思考を司るのは脳だから、脳は心と一緒、と考えると
ココロはその人を作る「根っこ」
「健康」の定義は、『肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること』ですが
このうち「精神的」な問題は目に見えにくく、周りにもわかりにくい。理解されづらい。
そうした「生きづらさ」を抱えている人がたくさんいることを感じていながら、どう関わっていいか分からなかった。
でも、こちらもご縁があって、3月から精神、知的障がい者が入居するグループホームのお食事作りをするようになり
料理教室の仕事もしかり、「食」の「職」でご縁が繋がって
気になっていた世界に関われるようになりました。
たくさん見て、感じて、学んで
自分にできることは何か、探していこうと思います。
ちなみに料理教室では、旬の食材を使って、彩よく、野菜をたくさん食べてもらう献立作りを心掛けています。
「美味しかったです」
「家でも作ってみました」
と言ってくれる参加者さんに、ワタシのほうがチカラをもらっている感じです