(番組を視聴し始めて2ヶ月後に頂いた初めてのサイン )
フジテレビによるネット番組「ホウドウキョク」。その中でも大人気番組である「週刊安全保障」から、一人の女性アシスタントが卒業されることになりました。2015年4月以来アシスタントを務められたマルチタレントの小山ひかるさんです。そこで今回は軍事・安全保障の話題ではなく、私がこの小山ひかるさんの卒業に際して感じたこと・思い出したことを書いていこうと思います。 私が週刊安全保障を見始めたのは2015年8月のことで、既に番組開始から4ヶ月が経った時期でした。当時はTwitterでも「#週刊安全保障」というつぶやきが、今ほど多くなかったと記憶しています。また「#週間安全保障」という間違いもたまに見かけました(今ではもう見かけないのは、それだけ番組が浸透した証だと思います)。そんななかで見始めた週間安全保障、まずその内容の濃さに驚いたことを今でも覚えています。当時は土曜日の夜8時から2時間という枠でしたが、2時間があっという間に過ぎ去ってしまった...そんな感覚です。フジテレビ解説員の能勢伸之さん、フジテレビのニュース解説でお馴染みの岡部いさく先生という豪華キャストによる解説となれば、そりゃあ番組も濃くなるわけだ!と思いつつ、そんななかで一生懸命にアシスタントを務められていたのが、小山ひかるさんでした。
番組中で小山さんを拝見した最初の感想は「えっ⁉︎女性⁉︎しかもお若い...」でした。大抵こうした話題を取り扱う番組は男性のイメージがあったので、OP後の能勢さんの自己紹介後に小山さんが映った時は、正直言って大変びっくりいたしました。さらに番組が始まると、能勢さんや岡部先生が専門用語を交えてニュースを解説される中で、小山さんはそんな解説を自分の言葉に置き換えられたり、必死に理解されようとされていました。当時はそのあまりの内容の濃さに「いっぱいいっぱい」という感じに見えておりました。
しかし小山さんはどんな時も「これってどういう意味ですか?」「これって〇〇ってことですか?」など、分からない単語などが出るとすかさず能勢さんや岡部先生に質問したり、時には鋭いツッコミや質問をぶつけたり、とにかく諦めない性格の方なんだなという印象を受けたのを今でも覚えています。
その「気になったら迷わず質問!」という姿勢が、小山さんがこの2年という短い期間で軍事・安全保障についてお詳しくなられた大きな理由なのでは?と個人的には思っています。そしてそういう質問に能勢さんや岡部先生が答えられて、見ていた私も「あっ、なるほど...」という風になる事が多々あり、小山さんが質問された事によってスッキリした視聴者の方も、きっと沢山いらっしゃると思います。
週刊安全保障という番組は私にとって日常の中の一つ、あって当たり前という番組です。こんなに内容が深く、それでいて大変分かりやすい番組は他にありません。小山さんはその週刊安全保障にとって当たり前の存在でした。正直言って小山さんないらっしゃらない週刊安全保障というのは、ポッカリと穴が開いてしまうような、やり場のない虚しさを感じてしまうかもしれません。しかし、これから小山さんはアシスタントではなくゲストとして番組に登場されるということは、小山さんがまた一つ成長されたという事なのだと思います。今までは「小山さん」や「小山嬢」といった呼び方をされてこられたわけですが、これからはゲストとなれば岡部先生同様「小山先生」とお呼びしなければならないですね(笑)来週で小山さんは卒業されてしまいますが、早く小山先生として番組に登場されるのを、心待ちにしております。