退。ゆっくりと横切る横断歩道でほぼ直角に項垂れたその首筋誰かに謝罪でもしているのか手の平の画面に収まる世界で何もかも支配した気になるな今を生きる事をもっと惜しめ自分の可能性を過小評価して丸い地球を四角い枠で囲って流れる時間より遅く生きてく今の君を的確に表現するなら人の形をした魂のない容れ物何者でもない物になりたい者とにかく俺が言いたいことはスマホ片手にダラダラ歩くなこっちは仕事で急いでんだよ邪魔すんな