ただ過ぎていく 時間の道から
置いてきぼりの 四角い暗闇

わたしたちだけ 取り残された
風の音さえ 聞こえぬ世界

何も見えずに 手探りだけで
ふたりの存在 確かめている

聞こえるものは 音階もない
わたしの息と あなたの寝息

あなたの呼吸に 唇合わせ
逆のリズムで 胸に吸い込む

それだけあって それしかなくて
それが体を 満たしていくの

ああ 生きてる