先日あった地下鉄サリン事件を題材にした単発ドラマ、実際の動画・静止画・音声などを織り交ぜて制作されたドキュメンタリードラマでした。

出演は津田健次郎(西園寺さんは家事をしない)、桜井日奈子 他。


実際 既に忘れてる事もあるし、発生当時ではなく今だからわかってる事もあったと思います。

例えば初期の通報では爆発があったようだという事で病院もその心積りで受け入れたとか、消防隊の分析装置にはサリンのデータは無くて単なる溶剤としてしか分析できなかったため適切な治療まで時間がかかったとか、戦争で使用する化学兵器であったため治療薬の在庫が少なかったとか・・・改めて知った事も多かったです。

また、今クールはドラマ「119エマージェンシーコール」を観てる事もあって、地下鉄司令室・乗務員・駅員のカオスなやり取りが違和感なく感じとれました。


正直 観ていて心が重く苦しくなるドラマ、しかし事件を風化させないためにも、事件後に生まれてカルトに入信してる人とかも含め全国民が観て 後世に伝えて欲しいと感じるドラマでした。