そもそも、ネイルを始めたのは
オーストラリアで生きていく為の手に職ってやつ
もちろん、ビューティーは好き
だけど、好きというより、生きていくため
アジア人で英語も片言
何のスキルもない
ど田舎
友達もいない
運転も出来ない
バックパッカーに住んでるわけでもない
そんな人はファームの仕事でさえ難しい
だから、ネイルを始めた
話さなくても、どこの国に行っても、出来る事
３つのサロンで経験した
中国人
ベトナム人
オージー
良かったのは、それぞれの技術を学んだ事
良いとこ取りが出来る
だから、私のネイルは、この３国が混ざってる
痛い目にたくさん合ったし
仕事を探すのも、働くのも、すべてが大変だった
ネイルの仕事は求人には出ないし
ハローワークでも扱ってないし
インターネットの求人でもない
履歴書持って、直談判
お給料も時給＄８だったり
それが原因でダーリンとケンカしたり
それでも、ネイルはオーストラリアで生きるために
一人前になるまで、身につけたかった
ダーリンのお給料で充分２人で生きていけるけど
私はダーリンのプラスαで生きたくないし
万が一、ダーリンが死んでも、別れても一人で生きていけるだけの
（勝手に殺したけど）
技術が欲しかったのです
ある意味「離婚準備」
もしくは「未亡人準備」
あっ、結婚してないし
人に依存して生きていきたくない
（と言いながら、甘えてますよ）
もちろんダーリンは、私に依存する事も望んでいない
だから、私達は凸と凹で合ってるのかもしれない
最近、出張ネイルを始めて、問い合わせがすごい
フェイスブックにアップすると
一日に１５件問い合わせ
ただ出張ネイルだから、移動時間を考えると
予約をパンパンに入れられない
今の所、今週は
今日は３人
明日は４人
木曜日２人
金曜日２人
おかげさまで繁盛しております
私がビックリしたのは
お客さんがアジア人のネイリストを探していたという事
出張ネイル用のフェイスブックを作って宣伝してるのですが、
プロフィール写真
どうしようかなとちょっぴり悩んだわけです
ありがちなネイルの写真にしようか
だけど、出張ネイルってお客さんも知らない人が来ると
緊張するし、警戒もすると思って
わざと自分の顔写真を載せたんです
行ってから、アジア人は嫌だとか言われても困るしね
まぁ、私、アジア顔です
問い合わせが
「ショッピングセンターとかのアジア人のネイルサロンでやる
ネイル出来ますか？」
とか
「ドリル使いますか？」
（オージー使わない）
とか
アジア人のネイリストを探している人が多い
やっぱりアジア人の方が手先は器用だからでしょう
オーストラリア歴６年目
はじめてアジア人であることが有利になったんです
今、時給＄５０
あの時＄８だった私
今、やっとやりたいネイルが出来ます
時間も自由に使えるし
誰に縛られるわけでもない
働いている時間のわりに稼げるので
うるさいダーリンのお世話も出来ます
ネイルを初めて３年
やっと少し実を結んだかな
クリスマス、新年までは、このまま忙しくなりそうです
前に働いていたビューティーサロンの前を通るたび
オーナーを見るたび
負けねーぞ
とメラメラ、モチベーションが上がります
辞めてよかったぁ～
Thank you for f〇cking meです
でも、ほどほどに出張ネイルをやろうと思っていたのに
おかげさまで思ってもみない大繁盛なので
またのめり込みすぎないよう
バランスとらないと
あっ、ちなみに
ダーリンのアシスタントとしても働き始めました
週１０時間～１５時間ほどのカジュアル
でも、ネイルは自分で予約を調節出来るのと
ダーリンがボスなので
意外と時間の調節が出来ます
頑張って働きます
ご報告
