知らない事は説明義務がございません・・・(;^_^A | しがないうちな~んちゅ(ハウスショップ神奈川勤務)のブログ

しがないうちな~んちゅ(ハウスショップ神奈川勤務)のブログ

不動産業界に初参戦!!
縁に巡り合えた方々の力になりたくて現場(不動産業界)に飛び込んだ、サラリーマンの日々の日記です(^^)/

1棟アパートのオーナーでもあります(..)
本業では、61棟381戸を担当管理しております(2024年3月末時点)

先日、買主様のマイホーム探しで戸建て物件をご案内をさせて頂きました。

 

私は中に入ってすぐに気づいた事がありました。

 

タバコ部屋になっておりました。

 

但し、臭いがございません。

 

全てが黄みがかったクロスですと、不良品ではなく、それはもう一種の商品なのかもしれません。

 

なぜそう思うかというと、買主様達は一切気付いていなかったからです。

 

過去にも何度か賃貸案内や家主様が、全体が黄みがかったクロスで臭いが消えてると、タバコ部屋と気付かず、そういうクロスだと思ってしまっていました。

 

じゃーなぜ私は気付いたかと言いますと、隅っこが白く残っていたからです。

 

タバコの煙が、天井から横の壁に回る際に、隅っこだけは届かず(周りきらず)元のクロスの色が残っているんですね。

 

案内後に元付に鍵を返した際にこういう会話をしました。

 

私 「有難うございました。売主様、相当タバコをお吸いだったんですね。全てクロスが変色してましたよ。臭いは残ってませんでしたけど。」

 

大手元付会社 「ハウスクリーニングは入れましたが、タバコ部屋だとは気づきませんでした。良く分かりましたね。」

 

この対応をされて、私は「知らなかった体」をしていると思いました。

 

仲介業者は、「知った事」は言わなければいけませんが、「仲介として知りえなかった事」までは報告義務が無いからです。

本当に知らなかった事なら大変な事ですから、私なら「すぐ売主様に確認します」となりますが、「売主様に確認する」とならなかったので、敢えて、知らなかった事にしていると捉えました。

 

臭いが無いと、意外と皆さん気付かないですからね。

 

ちなみにですが、タバコ部屋や特殊清掃の現場での臭い消しは、「オゾン消臭」がお薦めです。

 

オゾン発生器のレンタル会社は多々ありますので、お使いのリフォーム業者様がオゾン消臭できない場合は、レンタル会社をご紹介して活用できるようにして頂ければ、格段に臭いに対する管理会社としての対応力がアップしますよ(^^)/

 

話を戻します。

 

知らない体をした会社様は、誰もが知っている大手さんです。

その調査力を持って、知らない訳がございません。

 

まぁでも私のお客様には、全てお話した上で、ご購入の買付を頂く流れとなりました。

 

では、本日も一日頑張りましょう(^^)/