先日、買主様のマイホーム探しで戸建て物件をご案内をさせて頂きました。
私は中に入ってすぐに気づいた事がありました。
タバコ部屋になっておりました。
但し、臭いがございません。
全てが黄みがかったクロスですと、不良品ではなく、それはもう一種の商品なのかもしれません。
なぜそう思うかというと、買主様達は一切気付いていなかったからです。
過去にも何度か賃貸案内や家主様が、全体が黄みがかったクロスで臭いが消えてると、タバコ部屋と気付かず、そういうクロスだと思ってしまっていました。
じゃーなぜ私は気付いたかと言いますと、隅っこが白く残っていたからです。
タバコの煙が、天井から横の壁に回る際に、隅っこだけは届かず(周りきらず)元のクロスの色が残っているんですね。
案内後に元付に鍵を返した際にこういう会話をしました。
私 「有難うございました。売主様、相当タバコをお吸いだったんですね。全てクロスが変色してましたよ。臭いは残ってませんでしたけど。」
大手元付会社 「ハウスクリーニングは入れましたが、タバコ部屋だとは気づきませんでした。良く分かりましたね。」
この対応をされて、私は「知らなかった体」をしていると思いました。
仲介業者は、「知った事」は言わなければいけませんが、「仲介として知りえなかった事」までは報告義務が無いからです。
本当に知らなかった事なら大変な事ですから、私なら「すぐ売主様に確認します」となりますが、「売主様に確認する」とならなかったので、敢えて、知らなかった事にしていると捉えました。
臭いが無いと、意外と皆さん気付かないですからね。
ちなみにですが、タバコ部屋や特殊清掃の現場での臭い消しは、「オゾン消臭」がお薦めです。
オゾン発生器のレンタル会社は多々ありますので、お使いのリフォーム業者様がオゾン消臭できない場合は、レンタル会社をご紹介して活用できるようにして頂ければ、格段に臭いに対する管理会社としての対応力がアップしますよ(^^)/
話を戻します。
知らない体をした会社様は、誰もが知っている大手さんです。
その調査力を持って、知らない訳がございません。
まぁでも私のお客様には、全てお話した上で、ご購入の買付を頂く流れとなりました。
では、本日も一日頑張りましょう(^^)/