丈夫な体を作りましょう!~パート3~ | Know no Limit ~回復に限界はない~

丈夫な体を作りましょう!~パート3~

 

 

こんにちは!!
大阪スタジオの細野ですキラキラ

先日、J-Workout 3店舗目の福岡スタジオがOPEN致しました。

これも日頃よりJ-Workoutに関わってくださるすべての方々のお陰です!

いつもありがとうございます🙇‍♂️


今後とも、より多くの脊髄損傷者の方々にJ-Workoutを知ってもらい、「脊髄損傷=一生歩けない」という概念を壊すためにスタッフ全員で成長していきますので、引き続き応援の程宜しくお願い致します。

 

今回は丈夫な体を作るための第3弾をお送りします!


最近、徐々に暖かくなってきて外に出たくなる気分になるのではないでしょうかチューリップ
エネルギッシュに動いていきたいですね!

今回は、体を動かすエネルギーを作る役割のある食べ物についてお伝えしていきます!!


~前回までの復習「食べ物の役割」
➀体の調子を整える食べ物=緑色⇒ビタミンC、食物繊維
➁血液や筋肉など体を作る食べ物=赤色⇒たんぱく質
➂体を動かすエネルギーを作る食べ物=黄色⇒????


エネルギーというと、「カロリー」が関係します。
ダイエットの経験がある方はよく聞くのではないでしょうか?
このカロリーというのは実は実体がなく体温を一定に保つためや体や筋肉を動かすとき、体を動かすだけでなく頭を働かせるときにも使われたり放出される炎の事です。
カロリーは「もの」と言うよりcalという「単位」であるため、正確には熱量と言います。
(食品の栄養成分表示で良く表される「kcal」はcalの1000倍を示しています。)
食品の包装紙などに表示されている栄養成分表示で「エネルギー 〇kcal」と書かれています。
これは、食べ物は吸収されると必要であれば熱として放出することができ、摂り過ぎている場合は放出されることなく貯蓄されます。
いわゆる「エネルギーを摂り過ぎると脂肪が貯まる」ことに繋がります。

少し細かいお話になってしまいましたが、エネルギーとはこのような概念です。



エネルギーを作る役割の栄養素として、炭水化物脂質が挙げられます。
この栄養素を含む食べ物には黄色の食品が多く、炭水化物を多く含む食べ物にはご飯パン麺類ジャガイモサツマイモいも類があり、脂質を多く含む食べ物にはサラダ油バターなどの油脂類があります。
今回は特に炭水化物についてお伝えしていきます!(脂質については次回細野が担当したときのブログで紹介させていただきます)
 

 

 

 

 

 

 

 


炭水化物は細かく分けると
まず、炭水化物と糖質、糖類の違いについてお伝えしていきます。

 



【炭水化物、糖質、糖類の分類】

 

 


糖類はすぐにエネルギーになりやすい単糖(ブドウ糖や果糖)や二糖(砂糖や乳糖)です。
糖質は糖類にプラスして単糖や二糖がたくさん結合した多糖(でんぷんなど)や消化吸収されにくい糖アルコール(キシリトールやエリスリトールなど)があります。
炭水化物はこれらに消化されにくい食物繊維を足したものです。

「体重を減らしたい」「炭水化物をたくさん摂り過ぎると太る」などといったフレーズをよく聞きます。
しかし、極端な発想はあまりよくないと思われます。
人間には最低限100g程度のブドウ糖が必要だと言われています。

 

 

 

なぜなら、糖類(ブドウ糖)は人間の脳が必要とする大切な栄養だからです。


 


では、1日に必要な炭水化物の量はどれくらいなのでしょうかはてなマーク

私が担当したブログ「丈夫な体を作りましょう!~パート1~」で紹介させていただいた、食事バランスガイドを使って説明していきます!

 

食事バランスガイドの復習~

食事バランスガイドとは、「一日に」「何を」「どのくらい」食べると良いのかという指標で、コマからはみ出さずにバランスよく食べることで健康的な食事をすることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下のものを合計で1日5~7ポイントになるように主食を選ぶと平均的に炭水化物をとることができます。(農林水産省の表記では「~つ」としていますが、ここでは「~ポイント」と表記させていただきます。)

 

 

 

 

 

 


1ポイント:ご飯小盛1杯、おにぎり1個、食パン1枚、ロールパン2個

1.5ポイント:ご飯中盛1杯

2ポイント:うどん1杯、盛りそば1杯、スパゲッティー1人前

 

各ポイントは各食品に含まれている炭水化物の量で分類されています。

 

これも、たんぱく質と同じように、運動量が多かったり体が大きい場合には合計7ポイント、運動量が少なかったり体が小さい場合には5ポイントに近づけると良いでしょう。

 

また、炭水化物はたんぱく質や脂質とのバランスが重要です。

50~65%の割合でとると全体の栄養素のバランスが良いとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


自分に合わせた炭水化物の量を選んで、エネルギッシュに動ける丈夫な体を作っていきましょう!!

 



以上、細野でした!