先月より進めておりますアルファロメオ2000GTVのオイル漏れ修理の続編です。
現在はエンジン本体を分解し、洗浄作業を実施しております。
必要部品類の洗い出しは終えており、既に発注済みですが海外取り寄せの為、部品到着までに一ヶ月強かかるようです。
その間は洗浄作業を進めていきますが、その洗浄作業も部品点数がとても多いので、一つずつ丁寧に作業を進めている状況です。
タペットカバーを取り外し、カムシャフト類も取り外します。
続きまして、ヘッドを取り外すと、ピストンが見える状態になります。
各ピストンにはご覧の通り、蓄積されたカーボンがこびりついております。
このカーボンも綺麗に除去します。
カムシャフトやバルブ類が取り外されたエンジンヘッド
こちらも綺麗に洗浄します。
各接合部はシールを綺麗に除去したのち、オイルストーンを用いて面研磨を行います。
このようなシール除去と、面研磨には膨大な時間と手間を要しますが、どれだけ丁寧に作業したかで仕上がりに大きな違いが出てきますので、とても大切で重要な作業と言えます。
エンジンヘッドの下部のシール除去と洗浄はほぼ完了
ビフォー画像はありませんが、見違えるほど綺麗になりました。
腰下はエンジンハンガーに据え付けて作業を進めております。
見えている部品はクランクシャフトですが、通常の整備ではまず見ることのない部品です。
オイルまみれだったオイルパンはご覧の通り、ピカピカになりました。
カーボンがこびりついていたピストンは4気筒ともに綺麗になりました。
またヘッド接合部のシール除去も完了
まだまだ洗浄する部品がありますので、根気強く作業を進めてまいります。
では...Byやま
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