オイル漏れ修理(アルファロメオ2000GTV) | 男のアトリエ

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京都市にある欧州輸入車の専門店、『株式会社ジェイウェーブ』 が送る気まぐれな日記です。

日々の他愛もない出来事から、新規入庫車両のご案内や弊社が実施した整備&用品取付けなど仕事に関する事もご紹介しております。

ピットではご成約いただきました2000GTVのご納車整備を進めておりますが、その一環でオイル漏れ修理を実施しております。

 

なんせ1975年製のクラシックカーにつきオイル漏れはあって当然なのですが、とは言え漏れがあまりにもキツイのでオーナー様とご相談の上、修理を実施することに至った次第です。

 

漏れ箇所はエンジンのヘッドガスケット付近なので、エンジンを降ろしての作業となります。

 

エンジンを降ろす前に、エンジンとミッションを分離し、既にミッション本体は降ろし済みです。

 

こちらが取り外したミッション本体です。

 

エンジン本体はエンジンクレーンで慎重に吊り上げていきます。

 

 

無事にエンジンが降りました。

 

 

エンジン本体は長年にわたるオイル漏れの影響で、油まみれになっており、画像の通り真っ黒です。

 

従いまして、まずは洗浄から実施

 

業務用の強力洗剤を用いて洗浄していきますが、強アルカリ性なので蓄積された頑固な油汚れはみるみるうちに落ちていきます。

 

ちなみに、油が混じった水を側溝に流すなんてけしからん!と感じた方がいらっしゃるかとは思いますが、ご安心下さい。

 

店舗前の側溝に流れた水は全て油水分離槽に流れる仕組みで、その油水分離槽で分離された水だけが下水に流れるようになっています。

 

一般的に、整備工場をされているお店さんであれば、油水分離槽は設置しているはずです。

 

 

エンジンを降ろしたあとのエンジンルーム内は、ご覧の状態です。

 

フレームなども油汚れで真っ黒ですね(>_<)

 

エンジン同様、強力洗剤を用いて綺麗に洗い流していきます。

 

洗浄後のエンジン本体はご覧の通り、真っ黒な油汚れが落ちて、見違えるほど綺麗になりました。

 

エキマニは取り外した後に錆落としを実施し、耐熱塗料で仕上げました。

 

これから更に整備を進めさせていただきます!

 

では...Byやま

 

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