内装リペア・ベタベタ修理(フェラーリ458イタリア) | 男のアトリエ

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京都市にある欧州輸入車の専門店、『株式会社ジェイウェーブ』 が送る気まぐれな日記です。

日々の他愛もない出来事から、新規入庫車両のご案内や弊社が実施した整備&用品取付けなど仕事に関する事もご紹介しております。

現在、ピット奥ではフェラーリ458イタリアの内装リペア(ベタベタ修理)を実施中です。

 

フェラーリの内装はひと昔前のモデルから経年劣化によりベタベタになってしまい、フェラーリをご所有のオーナー様の頭を悩ませ続けているようですが、当458イタリアも例外では無く、かなりベタベタが進行している状態です(>_<)

 

ベタベタ修理にあたり、取り外せる部品は全て取り外します。

 

取り外さなくても簡易的なリペアは可能ですが、取り外した方が仕上がりは断然綺麗です。

 

ご覧のように原型をとどめていないほどバラバラです(>_<)

 

ご安心下さい、ちゃんと元通りに戻せますから笑

 

取り外したベタベタしている内装部品はこんなにもあります(>_<)

 

しかも、まだ若干は室内に残っています。

 

運転席の足元に装着されている部品ですが、重度のベタベタです。

 

エアコン操作ユニットですが、こちらも重度のベタベタです。

 

シフトスイッチですが、手の指紋跡が残るほどの状態です。(重度)

 

ヘッドライトスイッチ類(重度)

 

左側オンボード操作スイッチ(重度)

 

電子パーキングスイッチ(重度)

 

こちらはコラムカバーの裏面(中度)

 

他にも取り外したパーツは複数ありますが、割愛させていただきますm(_ _)m

 

室内センターコンソールにあるスイッチは取り外さずにリペアを行います。

 

フェイスカバーを取り外したので、この状態でリペア作業は十分に可能と判断

 

右側オンボード操作スイッチ(中度)もこのままでリペアを実施します。

 

唯一、LEDハンドルのスイッチ類はベタベタが一切発生していなかったので作業は行いませんが、それにしてもかなりの部品点数です。

 

まずはベタベタの元となる被膜を溶剤で全て剥離するところから作業が始まります。

 

全て剥離が完了後に内装用の塗料で仕上げて完成となります。

 

しばらくはお時間を頂戴しますが、見違えるほどに綺麗に仕上がりますので、満足度は高いと思います(^^♪

 

ちなみに素手で少し触るだけでもこのように手が真っ黒になります。

 

こうなると石鹸では落ちませんので、手が荒れるのを覚悟で溶剤で落とすしかありません。

 

経年劣化しているメーターパネルを触るとこのようになりますので、皆さまお気を付けください。

 

では...Byやま

 

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