お客様のご依頼でフェラーリ360モデナのマフラー交換を行いました。
街でたまーに見かける真っ赤なフェラーリ...でも皆さまが良くご存じの赤(ロッソコルサ)とは違います。
正式にはロッソバルケッタという名称でロッソコルサよりもより濃い赤といった感じのお色です。(このお色はかなりレア!!)
交換前は写真の通りMSレーシングが装着されていましたが、ここ最近は音が変わってしまって以前のような甲高いフェラーリサウンドが全く出なくなってしまったとの事でした。(この段階では原因不明)
マフラーをばらしてみて分かった事は左右のバルブが経年劣化で固着している事が判明。(左側が閉じた状態、右側が開いた状態で固着)
音が変わってしまった原因はバルブが固着している事が大きく影響していると思われます。
私が知っているだけでも当モデナのオーナー様はこのマフラーを10年は使っておりますので、おそらくバルブの寿命だったのでしょうね。
という訳で弊社のお客様よりお預かりしていたキダスペシャルMJバージョンを取付ける事に。
当キダスぺは新品から3,000kmしか走っていない超美品!!
マフラー定価は398,000円もしますが、その半額以下という破格値でお譲りいたしました!!
マフラーに使用するボルト類には焼き付き防止剤を必ず吹き付けて取付けします。
この焼き付き防止剤の塗布を怠るとマフラーの熱でボルトとナットが焼き付いてしまいナットが回らなくなる事があります。(長年使用したマフラーは特に)
ほどなくして取付けは無事完了!
期待通りの快音が復活してお客様も大満足でお帰りになられました。メデタシ、メデタシ
では...Byやま