弊社の仕入れ基準【その2】 | 男のアトリエ

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京都市にある欧州輸入車の専門店、『株式会社ジェイウェーブ』 が送る気まぐれな日記です。

日々の他愛もない出来事から、新規入庫車両のご案内や弊社が実施した整備&用品取付けなど仕事に関する事もご紹介しております。

ここ最近も毎週のように全国各地のオートオークションに参加しておりますが、私が求めるような個体にはなかなか出会う事ができず、仕入れには大変苦労をしております。

昨日も西宮で開催のオークションに参加しておりましたが入札しても落札価格が合わないや、狙っていた車が実際に見てみるとボロすぎるなどの事情により、仕入れ失敗に終わっております。(泣)

まぁ~こんな事は良くある事なので気にしておりませんが...

さて、そこで以前のブログでもご説明いたしましたが弊社の仕入れ基準を今回のオークションで私が実際に下見した車両でご説明したいと思います。

題して“こんな車は仕入れません!!”第二弾

  

本革シート&サンルーフが装備された程度の良さそうなW211を見つけ若干、テンションが上がったのですが、その10秒後には私の気持ちは意気消沈しておりました。(泣)

何がそうさせたのかと言うと...



まず屋外放置の車では良く見受けられる金属モールの腐食がかなり進行しておりました。

多少の腐食であれば手の施しようがあるのですが、ここまで進行するとかなり厄介です。



続いてゴムモールの劣化です。

しかも劣化が進行しすぎてヒビ割れしていました。

もう、この時点で私の気持ちはこの車から完全に離れてしまっております。

おそらく、この車両の前オーナー様はあまり車がお好きではなかったのでしょう~

車が好きでないと、そのような細かな部分は気にもしませんし、気にもなりませんから。

この状態が長年の放置プレイの顛末であります。(爆)

いずれにしても車にとっても紫外線は大敵ですね!

私が行っている下見では車両の見た目の綺麗さよりも、このような細かな部分を重点的にチェックしております。

車両クオリティの良し悪しはこのような細かな部分に表れていると言っても過言ではありません。

これからも病的に車が好きな私の感性で車両の仕入れをしていきたいと思います。

では...Byやま