走行距離は16,000kmと少ないのですが、新車時から12年という経過年数で見ると、すでに交換時期を越えておりますので次のオーナー様に安心してお乗りいただく為には交換が必須です。


タイベル交換と言っても通常この手の作業ではベルトだけを交換する訳ではなく、タイミングベルトの他に『テンショナー』、『アイドラプーリー』、『ウオーターポンプ』の交換を一緒に行います。
ちなみにタイミングベルトとは簡単に言うとピストンの位置に対し、どのタイミングでイン&アウト側のバルブを開け閉めするか決めているベルトの事です。
エンジンはピストンの上下によって、混合気を吸って排気ガスを吐き出しています。
ピストンが降りる時に吸気バルブが開いて、上がる時に吸気側を閉じて排気バルブを開ける工程が何十万回と繰り返されても常に一定になるようにタイミングベルトが装着されております。
そのようなとっても重要なベルトなので、万が一切れてしまったら、そのタイミングがバラバラになって最悪エンジンが壊れてしまいます。
当ボルボはこれでそのような不安も解消され、安心してお乗りいただける車となりました。
では...Byやま