日本老年学会により、65歳以上の高齢者の身体、知的機能や
健康状態についての分析結果があった。
最新の科学データを総合すると
「現在の高齢者は10~20年前に比べて
5歳~10歳は若返っていると想定される」 という評価だ。
高齢者の健康状態は個人差が大きいが
「高齢者の就労やボランティア活動に積極的に参加できる社会を創る
ことが今後の超高齢者社会を活力あるものにするためには大切だ」
ということのようだ。
自分も昔、60代は″おじいちゃん ″思っていたが
現在自分がその年齢になってみると
とんでもないと思うし
周りもバリバリの現役で皆さんまだ若い!
現実に身体では、歩行速度が男女とも11歳若返っているという。
握力は男性の4歳に対し、女性は10歳と
若返りが大幅に進んでいるらしい。
知力では、60歳代の得点が大きく伸び、40、50歳代に近づき
70歳代は、10年ま前の60歳並になっているそうだ。
60歳で定年して
あとはのんびり年金暮らしの老後設計ができた頃と
時代が変わったのである。
高齢者といえども、「元気なあいだは働け!」
というのがこれからのありかたなのだろう。
しかし、そのためには様々な社会整備や
諸々の環境づくりが必要であり
要介護や認知症に悩む家族の現実も多くある。
実は最近、介護施設に携わる機会を得て
ほんのちょっとだけ利用者の方々のお手伝いをしている日々の中で
自分の晩年の在り方をリアルに考えるようになった。
人生の幕を閉じるその日まで
自活できるよう心身ともに健全な姿であること。
これが今後の最大テーマだ。
わが家の近所のイチョウ並木。この時季ならではの風物詩を愉しむ!
本日は以上です。