朝晩は随分と過ごしやすくなった。
先日の”中秋の名月”も見事な月夜であった。
年中いつも月夜で、いまほどの気候だったらいいと思う。
いよいよドライブ、ツーリングが
最高に気持ちいいシーズンの到来!
『 阿蘇・波野のそば畑 』(9月中旬)
700万本のそばの花が
一面にじゅうたんを敷き詰めたように咲き乱れる。
『 彼岸花 』(9月中旬)
竹田市57号線沿い、七ツ森古墳周辺に咲く彼岸花。
大林宣彦監督の「22才の別れ」での回想シーンで
ここの彼岸花が登場したことで、さらに有名になった。
先月の「敬老の日」はコロナ禍で、地域の全てのイベントが中止。
だから久しぶりに我が家では自粛もちょっと緩和して
義父母の健康を祝うため
息子家族も招いて一緒に過ごした。
ところで現在、全国の100歳以上の高齢者が
過去最多の8万450人となって、初めて8万人を超えた。
女性が88%を占めるそうだ・・・
熊本県も1752人と過去最多を更新!
人口10万人当たりは100.23人で全国6位と上位にある。
調査開始時の1963年には全国でわずか153人で
医療技術の進歩などで50年連続増加中という。
超高齢社会が進む中
長寿者が増えること自体はとても喜ばしいことだ。
しかし、注目すべきは、高齢でも自立した生活が送れる
「健康寿命」が長いかどうかだ。
平均寿命に比べ、男性で8年、女性で約12年短いという。
つまり、あたりまえな普通の生活が困難で
寝たきりなどの期間が長いということである。
誰もが長寿を喜べるように社会保障制度の充実させることも大事。
団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者になる2025年も迫り
年金や医療を含めた社会保障費の急増が見込まれている。
と同時に一方では大量死時代がやってくるということだ。
家庭や社会の介護力が低下し、人手不足も深刻化するばかり。
こうした現実を受け止め、私たち一人ひとりが人生の最終段階について真剣に考えるときが来ているのではないだろうか。
本日は以上です。