我々には、それぞれ様々の過去がある。
それもすべては
現在があるからこそ過去を振り返ったりできるのであり
大事なのは、言うまでもなく現在である。
つまり、今を愉しめない人は
これからの未来も愉しめないし、過去も愉しめないのだという。
過去を愉しめないとういうのはおかしいと思う。
過去はもう過ぎ去ったことだ。
過去は変えようのない固定されたものであり
今を愉しむとか、愉しまない、の埒外にあることではないか・・・。
だけど
過去とは「思い出した現在」であって
現在の心の状態でどのようにでも変わるものらしい。
なるほど
確かにそうである。
過去に苦しかったこと、辛かったこと
悔しかったこと、腹立たしかったことでも
今思い出せば懐かしく
あのときがあってよかったということがある。
現在によって左右されている証拠なのだ。
また、たとえば昔
自分が振られた女性に出会ったとする。
そのときどう感じるかは
今の自分の境遇や気分によって違ってくる。
過去といえども現在から逃れられないのだ。
であるのなら
過去のすべてをも愉しめる現在であるよう
今を大切に
現在という舞台で
しっかりと
自分の人生ドラマをつくっていきたいものである。
阿蘇・ヒゴタイ公園
本日は以上です。