林住期を愉しむために・・・ | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

季節の移り変わりは「春・夏・秋・冬」、方角は「東・西・南・北」

ものごとの進むステップを「起・承・転・結」と言う。

自然界では四分法は自然の法則と合っているようだ。

古代インドでは、人の一生を次のように4つに区切って

それぞれの生き方を示唆する

「四住期」という考え方があるそうだ。

 

   ① 0歳~25歳 【学生期(がくしょうき)】・・・よく学び体を鍛える時期
 

② 25歳~50歳 家住期(かじゅうき)】・・・結婚し仕事に励み

                             家庭を維持する時期

  ③ 50歳~75歳 【林住期(りんじゅうき)】・・・仕事を離れ、自分の

                                                          人生を静かに見つめなおし

真の生きがいをさがす時期 



④ 75歳~天寿 【遊行期(ゆうぎょうき)】・・・人間として円熟し

                                                              遊びを真に楽しみ

                            自分の人生を総括する時期


4つのそれぞれのステージ

なるほどと思う。

 

正に 今や “人生100歳” となった時代である。

 

これほど長い年月になると、一般的な定年以降

これはもう「余生」や「人生のオマケ」

あるいは「老後」といった言葉で表されるような

のんびりと過ごす時期ではなく

まったく「新しい人生」と考えるべきなのだろう。

そしてまた、この四住期の中の「林住期」こそ

人生の中で一番輝いて生きるべきだという。

つまりこの時期が一番楽しい時期であり

「人生の黄金時代」だと。

そのためには50歳からの新たな人生設計を立て直すことが必要だとか。

50代はサラリーマンにとっていわば最終ラウンド。

定年が60歳、あるいは65歳となっても

現実には50歳までに

その人の会社人生は決まってしまうものである。

それ以降はポストも窓際的なものとなり

関連会社への出向があったりしても

所詮期限付きの窓際族ということなのだろう。


会社を去って実感させらることに

在職中の

①社名や肩書き、②仕事、③人間関係等の会社がらみの

この大きな3つがすっかり無くなってしまうことが定年だということ。

 

現役時代の栄光や出世も全ては過去のことで

みんな同じタダの人になってしまうのである。

実はこのこと

特に在職中に偉い肩書きを持っていた人ほど

受け入れ難いということはなるほどよく理解できる。

だから50代のうちに

「新しい人生」のための準備をいろいろしなければならないのである。

自分も正に人生で一番愉しめる「林住期」を迎え

あれやこれや考えながら

第二の新しい人生のステージで

自分にとって永続的な価値を見出すことが大切なことだと考えている。


真からこの「林住期」を愉しむために・・・




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本日は以上です。