1 2 月 ・ 師 走 へ 突 入 ! | ✿ 日々是好日 ~ 降っても晴れても ~ ✿

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勤労学生時代から30年“喜怒哀楽”のサラリーマン人生を経て独立。数十店舗の外食企業が上場し全国700店超になるまでを経験。飲食業で育てられた男が、今度は “厳しくも愉しいホテル経営” に挑戦!「無常迅速、時人を待たず」を我が肝に銘じ。

 

今年は、まさかの熊本地震発生により

郷土に深い悲しみと傷痕の歴史を残す年となった。

そんな平成28年もいよいよ12月・師走となり、1年の締めくくりの月である

。日中の明るさも日に日に短くなり、寒さもだんだん厳しくなっていき冬を実感する。

 

これから年末の大売出し、お歳暮、忘年会、クリスマスなどの行事も続き

何かと慌しくなる年の瀬であるが、しばし沈思の時をもち

よかったこと、良くなかったこと、過ぎ去りし一年を顧みることも大事なことではないか。

 

ところで、この時期になると決まって、「1年が経つのは早いですね~」なんて声が

あちこちから聞こえてくる。

実際、年をとるほど1年が短く感じるという「ジャネーの法則」というのがある。

これは生涯のある時期における時間の心理的長さは

年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)というもの。

 

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1であるが

5歳の人間にとっては5分の1に相当する。

よって、50歳の人にとって10年間は5歳の人にとっての1年間に当たり

5歳の人間の1日が、50歳の人間の10日間にあたることになる。

つまり、生きてきた年数によって1年の相対的長さがどんどん小さくなることによって

時間が早く感じるということのようだ。

 

さて、師走、ゆく年くる年の準備や行事に追われるときではあるが

こういう時期だからこそ、一年のけじめをつけ

来るべき年に希望をつなげてゆくためにも

去りゆく年を振り返る静思の時をもちたいものだ。

 

 

 

被災し、閉園中の旧細川刑部邸の紅葉も見頃を迎えている。現在期間限定で庭園を一部開放中

 

※写真は昨年撮影したものです

 

 

 

 

 

本日は以上です。