｢一怒一老、一笑一若」 という言葉が中国にある。
一回怒ると一つ年をとり、一回笑うと一つ若返るということだが
これは医学的にも正しいことが証明されているらしい。
人間は怒ると、脳内にある種のホルモンが分泌される。
その代表例がノルアドレナリンというもので、反対に笑うと分泌されるホルモンもあって
エンドルフィンというのがこちらの代表的なものだそうだ。
ホルモンは生理作用のメッセンジャーで、必要な箇所へ行って
｢こういうことをせよ」と脳の指令を伝達する。
ホルモンによって生理作用が起きるのだそうだ。
怒ったときに出るホルモンは生体に有毒で、体を老化させ
笑ったときや気分のよいときに出るホルモンは人をいい気持ちにさせる。
いい気持ちは全体に作用して、生理的には若返りを促すということらしい。
また、笑いはストレスを解消する効果も大きい。
ストレス学説の権威ハンス・セリエは、無理して笑うことを勧める。
おかしくなくて笑っても脳内に分泌するのは気分をよくする物質なので
だんだん本当に笑える気分になってくるらしいのである。
（But！人が見たら危ない人？）と思われるかも・・・(^▽^;)
反対に怒る真似をしても怒りは募る。
だから楽しく幸せに過ごしたいと思うなら、笑って暮らすに限るのだ。
日本でも昔から言われてきたドイツの格言に
｢泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生」 という言葉がある。
悲しんで暮らしても、愉快に暮らしても一生は一生だから
同じ一生なら笑って愉快に暮らさなければ損だ ということであろう。
女性が男性よりも長生きなのは、世界中どこでも同じそうだが
長生きの理由はやはり｢女は男よりよく笑うから」 なのだろうか・・・・？
とにかく笑うことってのは大切だということは間違いなさそうである。
『笑う門には福来たる』 は・・・至言なのだ。
＠ 亀吉はこれまで間違いなく余計な年をとってきたな・・・(＞＜;)
本日は以上です。
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