アニメーション映画の巨匠、宮崎駿監督が公開中の「風立ちぬ」を最後に引退を宣言。
今回は本気だというご本人の弁。
最後に「あと一本」と、願うファンも多いことだろうと思いますが
製作に費やすエネルギーを想像すると仕方無いことでしょう。
永い間ご苦労さまでした。
さて、熊本では公開中の宮崎駿監督の「風立ちぬ」に登場する建物のモデルが
玉名市天水町で話題になっています。
というのも、映画の完成報告会見で宮崎監督が「離れの建物は社員旅行で行った
熊本の小天(おあま)の部屋を見て使おうと・・・」 、と 発言されたのです。
風立ちぬは
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の設計者堀越二郎と小説「風立ちぬ」の作者
掘辰雄の二人をモデルに主人公の半生を描いた作品。
主人公の上司宅に離れがあり
そこで主人公と結核を患った妻が暮らすことになります。
自由民権運動家で県近代文化功労者の前田案山子が来客をもてなすために建てたもの。
夏目漱石が滞在時の経験を基に、小説『草枕』の舞台となったことでも知られています。
因みにボクの過去ブログでもアップしています。
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☆漱石・『草枕』 の舞台を歩く!〈2-1〉
★漱石・『草枕』 の舞台を歩く!〈2-2〉
宮崎監督は
スタジオジブリの社員旅行で2010年11月、前田家別邸を訪問され
楽しそうに散策されていたそうです。
そういえば
宮崎監督は夏目漱石の『草枕』を繰り返し読まれているということを
何かの記事で読んだことを思い出しました。
以前書いたブログの中にも少し書きましたが
実は 『崖の上のポニョ』 の登場人物も、草枕からヒントを得たということです。
機会があったらぜひ一度
そんな熊本の『草枕の旅』を体験されてみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。
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小さいから楽しいホテルの経営