「幸福になりたい」 なんてことを男が口にすると
なんだ 「男のクセに女々しいやつ」 という人がいるかもしれませんが
そいう人だって幸福に憧れをもっているのは間違いないと思います。
健全な精神の持ち主であれば幸福希求は当然の願望だからです。
だけど問題は幸福の中身なのです。
ある人は健康であれば幸福と考え、ある人は仕事がうまくいけば幸福と考える。
或いは地位や名誉を得ることが幸福と思う人もいるでしょう。
幸福を求めるのはよいとして、それとは別に現状をどう思うかが大きな問題なのです。
現状がどんな状態であっても「いまの自分は不幸である」という感覚を強く持っているとしたら
かりに自分が求める幸福の状態が得られても、その喜びはつかの間で
また新たな不幸な気持ちを抱くようになるに違いありません。
「何々したら・・・・」 という幸福の求め方は
幸福になるのに条件をつけているわけで、そういう求め方をすると
つかの間の満足とさらなる不幸感の間を一生行ったり来たりしなくてはならなくなります。
メーテルリンクの小説「青い鳥」 の話を思い出してもらえば分かるように
幸福というのはどこかへ行って手にいれるものではなく
すでに手に入っているものなのです。
つまり人は、それぞれ現在の状態で十分に幸福だということです。
もしもいま自分が「幸福でない」と思うとしたら
それは、不幸なのではなく
自分の中にある幸福に気がついていないだけなのかもしれません。
ユダヤの格言に
「右腕を切られたら左腕が残っていることに感謝せよ、両腕を切られたら
足が残っていることを感謝せよ」というのがあります。
生きて幸福を求められること自体が
すでに幸福だとおもえることが大切なのでしょうね。
本日は以上です。
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小さいから楽しいホテルの経営