遊園地や公園などで小さい子どもたちを遊ばせてやると
一日中でも楽しんでまるで疲れなど知らないように遊びまくります。
子どもだけでなく、人間だれしも楽しいことをしていると時間がたつのも忘れてしまいます。
好きなことを楽しんでやれば、テンション上がって気合も当然入るでしょうし、またどんどん上達もします。やはり何事も楽しみながらやらなければなりません。
「論語(ろんご)」に 知好楽(ちこうらく) という言葉があります。
原文を読み下していえば、
子曰わく、之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。
“それを知識として知る者は
それを好きな者に如かず(しかず)
それを好きな者は
それを楽しむ者に如かず ”
「知っているだけの人は、好きな人にはかなわない。
好きなだけの人より、日常生活の一部になって楽しんでやっている人にはかなわないよ」
という意味です。
知 〈 好 〈 楽、つまり、楽は好に勝り、好は知に勝る!と
孔子は云っているのです。
自分の経験からも、仕事を楽しんでやっている人が一番強い!です。
尊敬するわが師匠(経営者)も77歳になられますが
今なお大きな夢を持ち目標を掲げ仕事に邁進しておられる。
多くのいい仕事をして実績を上げ社会にも多大なる貢献をしているということです。
仕事イコール楽しみなのです。
楽しいことならどんなに骨が折れること、悩ましいことも嫌にならず苦労とも思わず
いつまでもやり続けられることが可能なんですね。
ですから、われわれも知好楽を目指して、好きなことをしようとするのではなく
しなければならないこと、今やっていることを好きになり
それを思う存分楽しみましょう。
本日は以上です。