先日、熊本市北区貢町にある西浦荒神社・総社宮へ行ってきました。
鎮座地が西浦という地区ですので、昔から 「西浦の荒神さん」 と呼ばれ
大変信仰の厚い神社です。
また、三寶神社ともいい、三寶(宝)とは、御祭神が
火の神様の・奥津彦神(オキツヒコノカミ)・奥津姫神(オキツヒメノカミ)
土の神様の埴安姫神(ハニヤスヒメカミ)の三柱であるので
三柱の尊い神様という意味でもあり、仏教の三寶からきているとも考えられています。
仏教の三つの宝、つまり、仏、法、僧を守っておられる神様を、仏教の信仰でも
三寶荒神様と呼びますが、昔の神仏習合の時代、かまどの神、火の神である荒神様信仰と
仏教や修験道の三寶荒神信仰が一緒になり、民間に荒神様の信仰が広がったともいわれています。
民間で、信仰される火の神、土地の神を荒神様と呼んでおり
一般に屋内にまつられる場合は火の神、かまどの神とされ
屋外にまつられる荒神様は屋敷の守護神(屋敷荒神)で
鬼門(屋敷の東北の場所)鎮まっておられる場合が多く
鬼門神様ともいいます。
また、地域の守護神といった信仰もあり、農耕的な信仰もあります。
いずれもたたりやすい神とされ
日本古来の荒ぶる神の思想を背景にした民間信仰の神様なのです。
荒神様は家屋敷の守護神として、その強い霊力によって悪魔をはらい
心と身体を清浄にして神を信じ善をつむ者をたすけられるそうです。
つまり、荒神様は災難を除き、家屋敷を守護し健康長寿延命を増益されるのです。
で、実はこのたび、わが家の工事を行うにあたり
お祈願をしてもらい頂いてきました。
総社宮は、平成17年10月、西浦荒神社の敷地内に荒神様、天照大神様を
はじめ12柱の神様を主祭神とし、日本国土、海川草木、全ての人々を守護される神様等
八百万の神様をお祀りする総氏神社、総鎮守社として創建されたものです。
利休梅というらしいですね。
真っ白くしなやかな花
きれいすぎて一目惚れでした。(*^.^*)
熊本市北区貢町906番地
096-245-0102
本日は以上です。