ある有名なノミの実験があります。
ノミというのは、本気で飛んだら軽く2メートルは飛べるそうです。
そこで、50センチほどの高さに天板を設置すると、当然天井にぶつかります。
でもノミも学習し、50センチ以下でぶつからないように飛ぶのだそうです。
今度は、その天板をはずしてみます。
そうすると天井の板をはずしたにもかかわらず
もう50センチ以上飛ぶことはなくなったそうです。
実は私たち人間の多くも、無意識に周りの環境に合わせて自ら限界をつくりだしています。
だから自分の能力を制限するような環境にいるだけで
勝手に限界をつくることができます。
今まで多くの人たちと出会いのなかで、一緒に仕事をしたり学んだりしてきました。
そんな中で、同じ職業や環境でも
物理的にも精神的にも大きな差が現実に表れていることに気づかされます。
人間的に上とか下があるというのではなく、例えば、「ゆとりのある人、ない人」
「お金のある人、ない人」「人徳のある人、ない人」「認められる人、認められない人」
「実績が上がる人、上がらない人」「優しい人、優しくない人」 等々・・・。
大きな原因の一つが、「どうせ自分なんかには・・・」と
勝手に自らの「限界バー」 なるものを設定しまっているのだと思います。
でも、最新の遺伝子の観点からみても人間の生まれつきの差はとても小さいのだそうです。
ボクも十代の頃までは、勉強もスポーツでも人付き合いの面でも
何に対しても劣等感に苛まれていました。
「どうせ自分は何の取り柄もないこれくらいの人間だ」。
周りの人と比べては「中の中くらいのもんだ」と適当な判断を自ら下していたのです。
つまり今にして思えば、自分の「限界バー」を低く設定していたのです。
でも、ある日「俺の可能性ってこんなもんだろうか。
人間の可能性ってどれくらいあるんだろう」 という問いが生まれてから
もっと「自分のことが自ら好きになれないと人生が愉しいものにならない!」と
気づいたのです。
18歳の頃でした。
ほとんどの人が、毎日接する人間はそんなに多くないはずです。
仕事をしている人でも同じ職場だったり、同じ業界だったりと意外に少ない。
狭い世界の中で、自分を見ているので
いつのまにか、自分の「限界バー」 を低めに設定しがちです。
誰もが持っている高い能力の一部しか使っていないと脳科学の世界でも証明されています。
だから、環境を改善したり変化させたり、また考え方を少し変えるだけでもしかしたら
本来備わっている能力が突然開花するかもしれません。
つまり、過去の実績や経験、今現在の狭い視野で自分を判断しないということ。
未来は 「今」 の在り方でどんどん変わっていきます。
「自分はこれくらいの人間だ」 というように
過去の自分や周りの環境から推測して勝手に自分の限界をつくってしまう。
少ない経験や知識で、勝手に「限界バー」を設定するのはやめましょう。
自分の可能性をとことん信じてトライしていったほうが
人生、絶対愉しい!
「一人の人に可能なことは 万人可能であると
私は信じている」・・・ガンジー
本日は以上です。
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小さいから楽しいホテルの経営