時間が永遠にあるのなら別ですが、残念ながら私たちには限られています。
現在の人間の寿命は、長寿を願う人たちに応えようと、さまざまな研究開発や医療の進歩
そして個々それぞれの努力によって確実に長くなってきましたが
それでも時間は限られています。
それもいつおしまいになるかわかりません。
そう思うと、はなはだ心もとない限られ方だから、いつどこでおしまいになっても
これで「よし!」 とする生き方をするしかありません。
であるならば
限られた時間を豊かに楽しく使いたいと思うのです。
時間は何もしなくても過ぎていきます。
お金は使わなければ減りませんが、時間は減っていきます。
だから何もしなくて過ごした時間は浪費となります。
時間を有効に使うということは、浪費時間を少なくすること。
その為の方法は二つあると思うのです。
一つは、「何事に対しても一生懸命取り組む」 こと。
夢中になっているとき、
私たちはしばしば時の経つのを忘れます。
実際は三時間経っているのに、一時間くらいにしか感じない。
そんなときには時間を損したのではなく
得したと考えるべきです。
そしてもう一つの方法は、「目標を持つこと」
自分が今、なにをしなければならないか
それがはっきりしていないとき、時間は浪費されます。
目標があるとすべてがそれに向けて集約されていくから
時間の浪費は少なくなります。
つまり、目標を持って一生懸命生きれば、
時間は無駄なく何倍にも使えるのではないでしょうか。
そして、本当の豊かさには、楽しみがなければなりません。
逆に、楽しみがあれば
傍目にはどんなに無駄な時間に見えても
その人にとっては充実した時間なのです。
「沈香(じんこう)も焚(た)かず屁(へ)もひらず」
(特によいところもなければ、悪いところもなくただ、平々凡々であることのたとえ) も いいですが
せっかく自分に与えられた限られた時間ですから、何らかの意味を見い出したいものです。
『恋愛論』を著したスタンダールの墓標には
「生きた、書いた、愛した」 と
刻まれているそうです。
せっかくなら、こんな人生を送りたいものです。
本日は以上です。
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小さいから楽しいホテルの経営