世の中とはもともと不公平で理不尽なもの・・・
よく 「あんないい加減で意地悪な人なのに
どうしていいことばかり起こるんだろう?」 ということがある。
そうかと思えば
とても真面目でつつましく、誠実に一生懸命働いているのに
ちっとも裕福になれず
家族が次から次へと病気になったり事故にあったりする人もいる。
お釈迦様は、「この世は苦である」 と おっしゃったそうだが
ホンマにこの世は矛盾だらけ・・・(ノДT)
だから人々は
「いったいこれはどういうことなんだろう?」 と 考え
そこから哲学や宗教、文学が生まれた。
矛盾のない、のっぺらぼうな世の中なら葛藤などない。
納得いかないと思うからこそ人は本気になって考える。
よく、上手くいかないことや悪いことを世の中のせい
人のせいにしてグチるばかりで
自ら新しい一歩を踏み出す道を閉ざしてしまっている人がいる。
心を前向きにするには、他人と比べないことだ。
「自分の方が頭がいいのに、どうしてアイツばっかりいいことが・・・」
「ちょっと器量がいいだけなのに、ちやほやされて・・・」
なんて考えるから腹も立つ。
向こうは向こう、自分は自分と考えて、わが道をいけばいいんです。
自分だけが不幸。苦労していると決めつけないことも大事。
大抵、普通の人はみんな同じようなおもいをしているものです。
人の悩みや不幸で安心するより
人の幸せを素直に喜んであげられる
そんな心の豊かさを持って生活したい。
そうすれば
この先きっといいことがある。
・・・そうおもえるのです。
「無常」 を、「この世のはかなさ」ととらえるのではなく
「この世は常ならず」 と
ボクは解釈しています。
本日は以上です。