会社が急成長し、登り調子になったときに人間は2つのタイプに分かれるそうだ。
いよいよ調子に乗る人と
調子には乗らず図に乗ってしまう人。
世間では
「調子に乗る」 と 「図に乗る」 を はっきり区別せず
ほとんど同じ意味で使うことが多いようだけども
厳密に言うと、両者は全く違うということ。
調子に乗るとは
「勢いづく」 こと。
図に乗るとは
「いい気になってつけあがる」 こと。
いい気になって思いあがりのぼせ上がり、増長している。
これが図に乗った人間。
仕事が絶好調。収入がグンと増える。チヤホヤされるようになる。
たちまちいい気になり、「自分は優秀な人間だ」 とカン違いしはじめる。
残念ながら、ほとんどの人がそのタイプだそうだ。
ちょっと好調になると、面白いように図に乗ってくる。
「自分はデキる」「優秀だ」 という顔になってくる。
それまで謙虚で、腰が低かった人ほど手がつけられない。
本人は気づいていないかもしれないがしゃべり方まで変わってくる。
「いや、私はそんなタイプじゃない」 と言えるのは、絶好調を経験したこ
とのない人。登り調子、上昇運の怖さをまだ知らない人。
人生のどん底では、「覚悟」 が試される。
登り調子のときに試されるのは 「志」。
経営者として心しておかないといけない。
自戒の念を込めて・・・
本日は以上です。