◆レイアウトの多くは既製品を並べただけの
お決まりの情景をよく見かけますよね
確かに最近の既製品ストラクチャーは
そのまま使いたい出来映えのものが多いのです。
でも、そうしたレイアウト、
公開運転会に展示することの多いモジュールレイアウトでは
「あっ、これジオコレの○○じゃん」
と言われてしまいそうで、
気に入っていても、なかなかそのままは使いにくい。
◆ならば自作ということになるのですが
これがなかなか自信がないと公開するレイアウトには組み込めにくい
ならば、オリジナルパーツを加えるとか、
既製品でもレアなものを探して使うとか
無い知恵を絞って、いや、無いものは絞っても出ない?
いやいや、ため息ぐらいは出るでしょう
ということで、ちょっと参考になる話題提供です。
◆自分オリジナルの部品なんかを製作する簡単な方法
それは昔からシリコンゴムで型を作り、レジンで複製品を製作
これまでにもTMSなんかで随分と製作事例が紹介されてきました。
ただ、真似てチャレンジした人、以外といないものです。
でも、いましたよ、ここに、私です。
今回は車輌のパーツを製作してみました。
◆トミーテックの阪堺電気軌道モ161形(旧南海色)
これ欲しくって苦労して手に入れ、運転も楽しんでおりました。
そしたらある時、
「後付けした台車の部品がない!」
車輪がむき出しになってました。
このままではさすがにかっこわるい
ということで、シリコンで型取りをして複製パーツを製作しました。
材料は食品見本の製作なんかで使われる
固まるとプラスチック似の状態になる粘土
これを使って見事、台車パーツの復元です!
<右側の台車に注目 車輪がむき出し>
<そこでシリコン型で台車を複製(右側の白いもの)>
<複製部品を塗装後に取り付けて完成>
<まったく複製とわかりません>
このように簡単な自作部品を製作・追加することで
既製品ストラクチャーでも差別化をアピールできるはずです。
そうです、一手間加えるのです。(料理と一緒ですね)
◆もう一つ、
それは他の人と違った建物を簡単に造りたい
ということでペーパーストラクチャーに着目!
ヤフオクなどでも販売されている建物データを
DVDにPDFデータとして収録されているものを購入
私が購入したのは100種類の建物、50種類の道路データを収録
厚めのペーパーにカラー印刷すれば手軽にいくつでも製作可能
失敗しても印刷すれば大丈夫!
これ、皆さんにお勧めです。
◆ということで、どんなものか製作してみました。
はい、出来上がりましたよ!
<ペーパー製の3棟 良く出来ています>
<駅前ロータリーに設置 左側のホテルもペーパー製です>
<街路樹で少し隠すともう立派なストラクチャーです>
今回はお店を3棟、製作し、我が家のレイアウトに組み込みました。
どうです、結構使えそうでしょ。
このようにペーパー製ですが
他の人と差別化出来て製作が簡単なすぐれもの
いくつも組立てておいて、ジオラマ教室なんかに提供しますかね
データがあるから紙代だけで済みますので。
◆緊急告知
先に紹介したマイクロエースの真っ赤な車体の富士山特急
これ素晴らしい出来映えなのですが
なんと、なんと!
1号車と3号車の屋根がテレコ状態で製造ミスだそうな!
購入された方はマイクロエースに電話すると新しい車体を送ってくれるとのこと
詳しくはマイクロエースのホームページ参照ください。