当店がインターネットショップで値引き販売している商品(ある簡易マッサージ器)に関して、販売元から、定価販売するようにとの通達が届きました。

 本や新聞などのように再販価格制度がある一部の商品を除いて、いくらで販売するかはそのお店で自由に決定できるというのが基本ではありますが、値引きを規制しているところは多いですよね。

 たしかに値崩れを心配する気持ちは分かりますけど、定価で販売しないと、我が社で提供している販売用の画像とかも著作権違反として使わせないよ、と脅しをかけて来るなど実質的に販売を邪魔する、無粋な会社が多いことには閉口します。

 以前、セブンイレブンが各店舗に値引き販売を規制したところ、店長の団体がそれを公正取引委員会に訴えて、セブンイレブンの規制は違法だと判断した事例のように頑張れば規制に対抗できるとは思いますが、法的措置とるのは煩雑ですし、多くは泣き寝入りと言いますか、渋々と規制に従うというところでしょう。

 店舗の場合は値引き販売しても、なかなかそれが販売元にバレることも少ないでしょうが、インターネット販売の場合は露出が大きいですから、検索すればすぐわかってしまいますよね。

 そこまでして、販売したい商品ではないので、販売は中止することにしました。

 弊社社長が知り合いのかたに、岡山の名産品を海外向けネット販売をして欲しいのだが、との依頼を受けました。

 楽天市場は申請すれば海外向けの販売が可能です。

 月間利用料は不要ですが、売り上げの2.5%の手数料を取られます。

 楽天の場合は自動翻訳機能がついていて、英語、中国語、韓国語などに翻訳してくれます。

 したがって、楽天市場へ出品すれば海外販売への敷居は比較的低くなります。カード決済も可能ですし。

 ただし、リスクはありますよね。海外からの注文はそれだけ詐欺めいたものも多いですし、破損した場合の交換とか損害賠償の問題とか、日本語以外の問い合わせにどう対処するかなどなど。

 安請け合いはできないことだと慎重に検討しているところです。

 独自の販売サイトで運用されておられるかたも多いと思いますが、iPCOSSというクレジットやコンビニの簡単決済をしていた会社の業務が来年初めから順次楽天のカード会社に移行されるようです。

 弊社も実は申請中だったのですが、この移行期間にたまたま遭遇したため初期設定料が無料となりました。

 特にクレジット手数料とはそんなに変わらないのですが、楽天カードを使ってくれるお客様が増えるようです。

 楽天もいろいろな企業を買収して大きくなって行きますね。

 さて、楽天市場に出品されておられるかたのところには、楽天からもいろんな担当の人が売り込みの電話をすると思いますが、正直それぞれに丁寧に対応していたら、業務の時間が無駄に削られるだけの結果になります。

 私の知り合いの、お肉屋さんが今までなかなかさばけなかった肉の切り落としを楽天に出品したら、安くて品質がいいということで、爆発的に売れるようになったそうですが、売れすぎて逆に切り落としのお肉が足りなくなって、切り落とすところでないお肉まで切り落としとして売らなくならなくなって、赤字が増すばかり・・・なんてこともあるみたいdすから。

 楽天さんの甘い言葉に乗って、ポイント10倍にして、儲けを減らして、どれだけ採算が合うのか・・・そのあたりもしっかりと計算しないといけません。

 たしかに、楽天のお客様の立場になって買い物をすると、特に楽天カードを持っていれば、買えば買うほど、ランキングがあがり、優遇されて、ポイントもどんどんたまるようにはなっています。

 結局、請求を見てビックリ!なんてかたも多いのでは?

 楽天市場で売るお店では、お客様に必要な商品を、しっかりアピールして買ってもらう・・・そこを一番に考えるのです。いうまでもないことですが。

 ところが、楽天に出品すると、こういう基本的なことは忘れて、楽天の担当者にうまく乗せられ、何でもやってみましょう、露出をアップするためにはあれも必要、これも必要・・・・。

 最初のうちは宣伝のため、ある程度の赤字は覚悟でおらるかたが多いと思いますが、アクセスアップ対策は、まずお客様が欲しがっていらっしゃる商品を揃えて、うまくアピールするという基本を忘れてはいけないのです。

 遅かれ、早かれ、いい物を揃えて、誠実に商売をしてれば売れる物は売れるのです。

 アクセスアップSEO対策はキリがないですし、必ずというものがない・・・そこはしっかりまず押さえておかないと駄目だと思います。本末転倒は駄目ですよね。