楽天で売れて行くコツはリピーターを増やすことと、アクセス数を増やすこと、などと言われています。

 セールス会社の多くはSEOといってYAHOOやgoogleなどの検索エンジンで旬なキーワードで検索した場合、上位(最初のページの10位以内)くらいに入るような対策を講じてくれるとか言いますが、実はたとえばgoogleの上位に来る施策はどのようなものかというと、その秘訣はgoogleでも限られた幹部しか把握しておらず、また何を資料にしているかも時とともに変化して来ているようです。

 YAHOOに至っては最近はgoogleと提携して、データはgoogleから提供を受けているそうなので、最近googleの上位とYAHOOの上位はかなり似て来ているようです。

 出品のページを作る場合は、何がビッグキーワードかを意識して、そのキーワードを強調するとか、沢山ページに書き込むという程度の工夫は必要ですが、あまりSEOを意識す過ぎるのは無駄なように思います。

 いいショップサイト、いい商品の出品をしていればおのずとアクセス数も増え、アクセス数が増えれば、そう言った検索サイトの上位にも表示されるようになるものだというのが、私が過去のショップでやっていた経験から得た知識です。

 ところで、楽天には店長のつぶやきといったブログサイトを作ることができるのですが、店長さんの本音としては、楽天に言われるままに出店し、頑張って売り始めたが最初のうちは思った以上に売上が上がらず、楽天の担当者にもなかなか電話もつながらず、つながったと思ったら、楽天大学でセールスを伸ばす学習をしてください、というようなお金のいる話ばかり勧められてうんざりなどといった本音を書いておられるかたもお見受けしました。

 楽天市場のサイトを見て電話やメールをして来る営業マンの多くは「今は楽天の出品者も増えすぎて、飽和状態なので、ただ出品するだけでは多くのショップの中に埋もれてしまいます」というのが、自社をアピールするためのキーワードのようです。

 そういう甘い言葉に安易に乗る必要はないと思います。

 もし、出品している商品に自信をお持ちであれば、小手先の細工を考えるより、そのすばらしい商品をいかに多くの人に知ってもらうか、そして買いたい気にさせるかを考えてみるべきだと思います。

 同じ商品を売っているお店がほかにもあった場合、たとえば、価格をそのお店より下げることや送料を無料にするというのも1つの得策です。

 しかし、ほかにも方法はいろいろあると思います。他店にはない特別なもの(おまけという形になる物もそうですが、たとえば手書きのお礼メッセージ)をつけることで、好印象を持ってもらうことが大きいと思います。

 お客様が顔の見えない相手だからこそ、思いやりの気持ちを込めれば、それを理解してくださるお客様もいらっしゃるのです。

 結局、WEBショップでも普通のお店と同じような真心は大切な要素だと思います。
 楽天市場に出品してみて、一番厳しいなあと思ったのは、外部リンクが厳しく制限されていることです。

 自社ページへのリンクも原則禁止。例外的に楽天市場以外のWEBショップへリンクされていない場合にはリンクが認められることになっています。

 配送会社へのリンクも楽天が指定するrakutenアドレス経由でワンクッションという徹底ぶり。

 楽天ってそう言えば、経団連の電力会社を擁護する姿勢が気に入らないと脱退しましたよね。楽天グループおそるべしです。

 悪口ばかり書いていてもしょうがないので、いい点も書いてみましょう。

 まず管理サイトで、注文サンクスメールや発送メールのひな形も作れます。でも、これは逆を返すと、お店には注文者のメールアドレスすら教えてもらえずその管理サイトから送らざるを得ないという徹底した管理ぶりという面もあるのです。

 同管理サイトでは注文書や請求書なども作って印刷もでき、売上も管理できるので、個人で事業をされている方には便利かもしれません。

 しかし、楽天から届く広告メールが半端ではないので、閉口しますね。

 コンサルタントもお金のいることばかり勧めて来るしなー。

 でも、お金は必要最小限使っても、いい品揃えとお客様に好印象のページを作れば、売上も徐々に上がって来るものです。
 お客様への対応を誠心誠意行えば、リピーターも増えて、またお客様の口コミで評判も広がるので、楽天のペースにはまらず、進むことが大切なように思います。
 楽天市場のモールオープンへの道のりは本当に大変でした。

 銀行振込だけではオープンが認められず、最低でも代引き発送はできないとだめ。
 楽天銀行との契約を促され、楽天が牛耳るクレジット会社の決済も勧められます。


 でサイト作りのほうですが、YAHOOショップもそうでしたが、使えるタグにもかなり制限がありますし、設定しないといけないことが山のようにあります。

 私の場合はある程度、WEBクリエイターのスキルを持っていたので、それでもまだよかったのですが、そういう経験のない方は、専門業者にお任せしないとまずオープンまでにはたどり着けないと思います。

 弊社では、化粧水なども出品したのですが、薬事法に触れる恐れ(あくまでおそれです)があるような文章はすべて削除してください、と楽天の担当者にこと細かに指示されました。

 マニュアル本があれば便利ですが、マニュアルはすべてWEBを参照、わからなければサポートに電話しろということになりなす。

 驚いたのは、楽天市場の場合は、担当者がその段階でどんどん変わっていくことです。
 最初の契約段階では、いかにも商魂たくましい営業マンが楽天大学への入学(と言ってもWEB上での通信教育となりますが)を「ロケットスタートのために是非是非!」としつこく勧めて来ます。

 そこを何とかクリアして、サイト作りを始める段階で、担当者が変わり、もたもたしていると、「ショップ作成はどうなってますか?」と親切にお尻を叩いてくれます。

 苦労してショップを作り、オープン審査申請をすると、その担当者がまず見て、あそこを直せ、ここがまだできてないと電話で直にサポートしながら、出品者が手直しすることになります。

 審査する人は別の担当者です。

 ここまでたどり着くまでに、弊社の場合は実質1ヶ月ほどかかり何とかオープンしました。

 出品後は、今度は売上を上げる必要があるので、コンサルタントという人に担当が変わります。

 さて、オープンしたらどうなったと思います?

 一応最初に注文が来るまではどきどき期待しますよねー。

 ところが、注文より何より、ショップの電話番号をみた営業の人たちの電話が殺到。

 ○○新聞の▲▲ですが、明日の朝刊の1面の広告のいい場所がまだ空いておりますので、今回は特別に●万円で・・・

 とか、

雑誌「■ ■自身」の広告担当の者なんですか、タレントを使って御社を紹介するタイアップ広告記事を書かせていただけませんか?」

 とか、

 WEBクリエーター会社の◎◎ですが、御社の楽天市場のページを見て、連絡しました。弊社はHP作りのエキスパートで、お客様に喜んでいただけるページをお作りしております。現在はキャンペーン期間となっており、通常10万を超える価格を特別に●万円でやらせていただいております。

 とか、

 SEO対策を専門でやらせていただいている IT××会社です。御社の商品を売るためには、まず何より集客が大切です。実績のある弊社にお任せいただければ、GoogleとYAHOOからおもしろいようにアクセスが集まるようになります

 とか、

 山●電機が始めたショッピングモール「ヤ●ダモール」の代理店の者です。こちらのモールは楽天さんと違い、クレジット決済手数料も無料のほか、出品できる商品は1種類につき1店舗様が原則となっておりますの、競合することもございません・・・・


 とか、

 とにかく、オープンした日に十数件の売り込み電話がありました。

 まさかこんな形で楽天市場の注目度を体感するとは思っていませんでした。

 その後も毎日5~10件の売り込み電話がかかってきます。

 「お忙しいとは思いますが・・・」

 とか言いながら、さらに時間を取って煩わしているのは、おまえたちだー、と怒鳴りたいくらい売り込み電話は耐えません。

 せめて、うちの会社の事務担当の女性がうまく売り込みを断る技術を身につけてくれればいいのですが・・・。