東京事務所のおかぴです。
先週、岸田総理に財政政策検討本部の提言の申し入れをしました。
左から佐藤啓先生、青山周平先生、右から石川昭政先生、城内実先生
財政検討本部では、今年に入ってから５回にわたり開催され、
1回目は、第一生命経済研究所の永濱利廣が「中間層復活に向けた経済財政運営の大転換」
2回目は、クレディアディコ証券の会田卓司から「アベノミクスの完成には積極財政が必要」
3回目は、明治大学政治経済学部教授の飯田泰之さん「高圧経済と東京一極集中」
4回目は、中央大学経済学部教授の浅田統一郎さんから「緊縮財政を封じ、ポリシーミックスによる成長を」
と題して、議論されてきました。
これらの議論をもとに、5回目では提言がまとめられました。
・国民に正しい財政状況を伝え、過度な緊縮的な財政運営は十分留意すべき
・企業に対し、国内投資や賃上げを促し、貯蓄超過ではなく投資超過の状況をつくる政策が必要
・地方経済の活性化・投資誘発効果や雇用など波及効果の高い財政支出に重点化していくべき
・財政運営は、経済状況と整合的なものとすべき
・プライマリーバランスの目標設定は、マクロ経済政策の選択肢を歪めることがあってはならない
申し入れの詳細については、↓の動画をご覧ください
申し入れは、総理官邸の総理総裁室で行われました。
申し入れ後の囲み取材
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