西田事務所です。

 

夕立ちのあとの涼風が心地よい今日この頃です。

 

夏休みの時期ということもあり、本日は西田議員がお勧めする書籍、西田議員が取り上げられた書籍をご紹介させていただきます。

 

ステファニー・ケルトン『財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生』(早川書房、2020年)

MMTの提唱者であり、2019年に来日し、日本の経済世論に衝撃を走らせたステファニー・ケルトン教授による真の国民経済論。コロナショック対策とデフレ脱却のため、日本は「財政赤字の神話を捨て去るべきである」と提言。序文では、2019年4月4日の参議院決算委員会で西田議員が麻生財務大臣は日本でMMTを実験するつもりはないと言っているが、日本はすでにMMTを実行していると指摘したことなどが掲載されています。

 

ランダル・レイ『MMT現代貨幣理論入門』(東洋経済新報社、2019年)

MMT研究の第一人者であるランダル・レイ教授によるMMTのバイブル。「日米のような「通貨主権」を有する国はデフォルトのリスクがない」「税金は財源ではなく、経済を適正水準に調整するための政策手段である」など、MMTの基礎的な理論について学ぶことができます。レイ教授の師であるH.ミンスキー教授の理論を解説した『ミンスキーと〈不安定性〉の経済学:MMTの源流へ』も絶賛発売中です。

 

中野剛志『富国と強兵 地政経済学序説』(東洋経済新報社、2016年)

富国と強兵、経済学と地政学の融合を主たる内容としており、書名がそれを端的に表しています。MMTについても紹介しており、日本でMMTを取り上げた書籍の中では、かなり初期のものになります。

 

中野剛志『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』『全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】』(ベストセラーズ、2019年)

著者の経済に対する見解やMMTなどの内容を誰にでも分かるよう簡明平易に説明しています。『戦略編』ではMMTが経済の仕組みの事実を説明しているにも関わらず、なぜ強い反発を引き起こすのかについて、組織論や心理学などの視点から回答を示しています。著者曰く「こんな高度な内容をこれ以上分かりやすく書くのはもう無理です」とのことです。

 

西部邁『友情 ある半チョッパリとの四十五年』(新潮社、2005年)

西田議員の師である西部邁先生による自伝的長編評論。西部先生が45年に及ぶ交友を持った友人との友情のやり取りが描かれており、「人間とは何か」、「友情とは何か」と深く考えさせられます。

 

佐伯啓思『近代の虚妄 現代文明論序説』(東洋経済新報社、2020年)

京都大学名誉教授にして、西田議員のご友人でもある佐伯啓思先生による近代論の集大成。「ポピュリズム」「ニヒリズム」に象徴される西洋近代の危機を乗り越えるために、日本思想の可能性を探ります。

 

藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫、1992年)

『蝉しぐれ』や『たそがれ清兵衛』の著者による長編小説で、海坂藩の用人を務めていた三屋清左衛門は、用人時代に培った経験や知恵により、隠居後もなお殿や同僚の信頼が厚く、その相談を受けながら、次々に難題を解決していきます。

 

山本周五郎『日本婦道記』(新潮文庫、2018年)

『樅ノ木は残った』や『赤ひげ診療譚』の著者による短編小説集で、江戸時代において貧困、身分制など、理不尽な出来事が起っても必死に生きることで人生の幸せや生きる意味を見出そうとする姿に、西田議員が思わず涙してしまったという一冊です。

 

日本でMMT旋風が巻き起こって以来、MMTの書籍も増えてまいりました。若手のMMT論者で、ランダル・レイ教授の『MMT現代貨幣理論入門』の監訳者である島倉原氏の『MMT〈現代貨幣理論〉とは何か 日本を救う反緊縮理論』

経済アナリストで、森永卓郎氏のご子息でもある森永康平氏の『MMTが日本を救う』において、西田議員が質問を行い、日本の国会で初めて本格的にMMTについて議論が交わされた上述の参議院決算委員会について取り上げていただいております(島倉氏書籍「序章」、森永氏書籍「第3章」)。

 

田原総一朗・藤井聡『こうすれば絶対よくなる!日本経済』(アスコム、2021年)

藤井教授が同じ西部邁門下の兄弟子にあたる西田議員の仲介で、安倍総理に面会、第二次安倍政権で内閣官房参与に就任したものの、初期においては積極財政であったアベノミクスが緊縮財政に変質していった過程を、参与の立場から述べています。

 

林千勝『近衛文麿 野望と挫折』(ワック、2017年) 

敗戦革命という野望を秘め、共産主義や国際金融資本の系列に連なる仲間とともに、昭和天皇や陸軍を操り、野望の実現に突き進む近衛文麿。敗戦後、GHQに取り入り、天皇の退位と自身の復権を画策するも、かつての仲間の裏切りにあい、近衛の野望は潰えます。

 

馬渕睦夫『ウクライナ紛争 歴史は繰り返す 戦争と革命を仕組んだのは誰だ』(ワック、2022年)

元駐ウクライナ大使である馬渕睦夫氏がロシア革命、第二次世界大戦、大東亜戦争からウクライナ紛争に至るまで「戦争と革命」の闇と謎について徹底解明しています。西田議員と馬渕大使との対談は再生回数が合計で41万回を超えました。ご覧になられていない方は是非ご覧ください。

 

 

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MMT(現代貨幣論)に対する西田議員の見解、MMTを通して西田議員が考察した日本経済の問題点とその処方箋をまとめています。こちらからダウンロードもできます。

 

続編の『それでもMMTを理解したがらない人へ』では、西田議員がコロナショックによる急激な富の蒸発に対する経済対策と日本再建の方策を訴えています。こちらからダウンロードもできます。

 

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