こんにちは!東京事務所インターンのりんりんです。

本日は10時半より少子化対策調査会の有識者ヒヤリングが党本部にて行われました。

講師にはニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャーの天野馨南子さん、明治大学政治経済学部教授の加藤彰彦先生にお越しいただき、「なぜ日本の赤ちゃんは激減したのか」、「新しい資本主義による結婚出産支援」などについてお話しいただきました。

天野さんからは出生数が50年間で43%減少し、初婚同士の結婚数が激減しているといった現状についての指摘があり、少子化の元凶は子育て支援不足よりもカップリング不足から来ている、つまり「未婚化対策こそが少子化加速を止める唯一の手段だ」といったお話しがありました。

加藤先生からも天野さんと同様、少子化の原因は未婚化から来ているとして、

①結婚格差の拡大(お金の問題)

②結婚支援の衰退(手助けの問題)

③結婚の自己責任主義(価値観の問題)

についても指摘され、中でも①についての経済的支援の必要性について力強く訴えておられました。

 

 

また、16時からは財政政策検討本部が党本部にて行われました。

講師には慶應義塾大学経済学部教授の小林慶一郎先生、明治学院大学客員教授の本田悦朗先生をお迎えし、「アベノミクスの現代的意義」についてお話しいただきました。

 

会の冒頭挨拶する西田本部長

 

小林先生からは、アベノミクスの成果として、

デフレでない状況を作り出し、株価や雇用も大きく回復したという話。

 

長期停滞に対するアベノミクスの効果として、

・格差拡大、財政リスク(将来の高インフレのリスク)は長期停滞の潜在的要因

・アベノミクスでの社会保障の充実は格差是正により成長戦略につながる

・消費税引き上げは、財政の長期的持続性への将来不安を軽減し、成長率向上につながる。という話

 

財政リスクは現実的か、について

・通貨への信認が失われれば高インフレに

・「金利<成長率」は永続できない前提で考えるべき

・高インフレが起きてしまうと社会保障を含め大規模な歳出削減や増税が必要、そして増税と歳出カットの内容をあらかじめ国民に明示すべき

といったお話しがありました。

 

安倍前総理も参加されておりました

 

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