第49回衆院総選挙、自民党は276から261に議席を減らしたものの単独で安定多数を維持、これに公明党の32議席を足すと引き続き安定した政権基盤を獲得することができました。岸田内閣最初の選挙で国民に信任して頂いたことに心より感謝申し上げます。

 今回の選挙は、コロナ禍の下で安倍内閣から菅内閣に、更には岸田内閣へと政権が異動を繰り返す不安定な政局の中で行われたため、当初は自公政権に厳しいとの見方が優勢でした。しかし、結果は自民が15議席減らしたものの、野党筆頭の立民が109から96と13議席減、選挙協力した共産も12から10へと議席を減らしました。一方で大きく議席を伸ばしたのは維新で、11から41へと4倍になりました。特に大阪ではその煽りを受け、自民が全敗する結果になりました。

 京都では、前回は小選挙区では4勝し比例の2名を入れて6名の議員を擁していたのが、今回は小選挙区は2勝に留まり、比例を入れても3名の議員で勢力は半減しました。その原因は選挙区により事情が異なりますが、この現実を厳粛に受け止めなければなりません。

 全国的には立共の選挙協力は限定的であったと伝えられていますが、京都においてはかなりの効果があったものと考えています。特に3区と6区は立共対自公なら全国同様に自公に有利であったかもしれませんが、そこに維新が割って入ったため保守票が一定数流れたことが、敗北の要因であったと思われます。

 特に6区は選挙直前の候補者変更にもかかわらず、党勢維持のため立候補して頂いた清水鴻一郎先生の献身的な協力と地元議員や支援団体がかつてない運動を繰り広げなから、議席を得られなかったことは残念でなりません。改めて清水先生に感謝とお詫びを申し上げます。しかしながら、今回の敗北は必ず明日へ繋がるものと確信しております。

 特に来年は知事選挙が3月に、参院選挙が7月にあります。この選挙の勝利のためにも党勢回復は急務です。そのためにも、今回の選挙の結果の分析と総括をきちんと行って参ります。

 今後とものご支援をよろしくお願い申し上げます。

■発行:参議院議員 西田昌司事務所

 


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