観光立国調査会　

東京事務所のおかぴです。

今日から3月に入りました。

朝晩はまだまだ冷えますが、日中には気温がぐっと上がるので、徐々に春が近づいているように感じます。

本日の西田議員は午後から東京に入り、今国会に提出される法案の説明を各役所から受けた後、党本部で開かれた「観光立国調査会　観光業に係る法制度のあり方に関するWT」に出席いたしました。

観光庁から、旅行業を取り巻く現状や法制度についての説明がありました。

新型コロナウィルス感染症による旅行業への影響は甚大で、大手旅行会社への予約人員は、2019年に比べ、直近の数字では2020年12月は20％減、2021年1月は89％減になっています。海外旅行、訪日旅行については依然として取り扱いがないなど、大変厳しい状況が続いており、店舗を閉鎖したり、人員削減を余儀なくされています。支援制度により、資金繰り支援が91％、雇用調整助成金は79%の業社に給付されているのが現状です。政府は、新型コロナウィルス感染症を起因とする経営環境の変化に直面している旅行業者に対しては、特別相談窓口の設置など特別措置を講じているようです。

日本を始め、世界各地でワクチンの接種が始まっています。多くの人がワクチンを接種して重症化を防ぐことができれば、少しずつ国内、そして世界への移動が可能になり、旅行もできるようになり、旅行業界そして旅行に関連する業界に活気を取り戻すことができることでしょう。そういう日が早く訪れるのを祈るばかりです。