京都事務所のくまプーです。

 

夕立ちの後の涼風が心地良い季節になってまいりました。

 

夏休みの時期ということもあり、本日は西田議員がお勧めする書籍を御紹介させていただきます。

 

ランダル・レイ『MMT現代貨幣理論入門』(東洋経済新報社、2019年)

MMT研究の第一人者であるランダル・レイ教授によるMMTのバイブル。「日米のような「通貨主権」を有する国はデフォルトのリスクがない」「税金は財源ではなく、経済を適正水準に調整するための政策手段である」など、MMTの基礎的な理論について学ぶことができます。

 

中野剛志『富国と強兵 地政経済学序説』(東洋経済新報社、2016年)

富国と強兵、経済学と地政学の融合を主たる内容としており、書名がそれを端的に表しています。MMTについても紹介しており、日本でMMTを取り上げた書籍の中では、かなり初期のものだと思われます。

 

中野剛志『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』『全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】』(ベストセラーズ、2019年)

著者の経済に対する見解やMMTなどの内容を誰にでも分かるよう簡明平易に説明しています。『戦略編』ではMMTが経済の仕組みの事実を説明しているにも関わらず、なぜ強い反発を引き起こすのかについて、組織論や心理学などの視点から、一定の回答を示しています。著者曰く「こんな高度な内容をこれ以上分かりやすく書くのはもう無理です」とのことです。

 

安岡正篤『経世瑣言』(致知出版社、2011年)

総理の指南役も務めた陽明学者の著者が世の中を憂い、何をすべきかを説いています。戦時中に書かれていた本で、当時国民がどういう状態で、どういうことを考えてきたかについても知ることができます。西田議員は安岡先生の本をこれまで何十冊も読んでおり、曰く「政治家の最も大切なものは陽明学の説くところの言行一致であり、 政策はその時の状況に合わせて考えるべき」であるとのことです。


西部邁『友情 ある半チョッパリとの四十五年』(新潮社、2005年)

西田議員の師である西部邁先生による自伝的長編評論。西部先生が45年に及ぶ交友を持った友人との友情のやり取りが描かれており、人間とは何か、友情とは何かと深く考えさせられます。

 

藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫、1992年)

『蝉しぐれ』や『たそがれ清兵衛』の著者による長編小説で、海坂藩の用人を務めていた三屋清左衛門は、用人時代に培った経験や知恵により、隠居後もなお殿や同僚の信頼が厚く、その相談を受けながら、次々に難題を解決していきます。

 

山本周五郎『日本婦道記』(新潮文庫、2018年)

『樅ノ木は残った』や『赤ひげ診療譚』の著者による短編小説集で、江戸時代において貧困、身分制など、理不尽な出来事が起っても必死に生きることで人生の幸せや生きる意味を見出そうとする姿に、西田議員が思わず涙してしまったという一冊です。

 

ご関心のある方は是非ご一読ください。

 

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「MMTで国債発行出来ても金利が上がれば財政は破綻するのでは?」週刊西田一問一答おまけ

 

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