第200国会が来月の10月4日から開会されます。 
  今国会最大の課題は、今月締結された日米貿易協定の批准ということになるでしょう。
 米国のトランプ大統領は、TPPよりアメリカに有利な条件での貿易協定を日本に迫りましたが、日本としてはTPPの条件を死守するのが大原則です。お互いの思惑が入り交じり難しい交渉でしたが、なんとか合意できたことは一応の成果でしょう。
 しかし、日本には朝鮮半島問題という頭の痛い外交安保の課題が存在します。米国との友好関係が外交の基本である限り、最後は、日本の妥協が出口になります。
 朝鮮半島の米軍駐留は、1950年の朝鮮戦争以来70年になろうとしています。北朝鮮が事実上核保有をし、長距離ミサイルの開発実験の中止を米国と合意した先にあるのは、朝鮮半島からの米軍撤退です。アメリカ依存の外交安全保障が大きく変貌することになるでしょう。
 令和新時代には、こうした本質論が語られなければならないでしょうし、憲法改正についてもこうした 時代背景をしっかり視野に入れて行うべきでしょう。


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