東京事務所のたぬ吉です。

 

本日参議院では9時から予定していた予算委員会が開かれなくなりました。

財務省の森友文書が改ざんされているのではないかという、朝日新聞の報道を受けて、昨日の予算委員会での財務大臣、理財局長の説明に納得せず、本日の理事会までに宿題となった報告書について、財務省が提出したA4サイズの1枚紙に野党が反発し、空転しました。結局その関係で、麻生大臣の所信を聞く財政金融委員会も流れてしまいました。

 

その多忙の合間夕方から、京都大学教授の藤井聡先生が主催している「永田町経政勉強会」に西田さんも出席されました。吉田幹事長を始め、自民党参議院の多くの先生方が出席されてました。

本日の勉強会のテーマは「失われた20年」をもたらしたPB制約でした。

「この世界最悪の成長率を導いたものが、緊縮財政、1997年、2014年消費税&支出抑制。それを強制させているのが、プライマリーバランス(PB)黒字目標。このせいで日本は成長できなくなった、これが学者としての結論です」と藤井先生がおっしゃっていました。

公共事業の低めの設定他、また働き方改革で残業時間を規制することにより給料が下がる。年間民間の調査機関では労働者の所得8.5兆円減、内閣府の調査でも5兆円減ると予測されていると。

「まさにデフレの圧力になり、働き方改革に対して逆行することになるのではないか」と西田さんは質問されていました。

「消費税2%アップと同じくらいです」と藤井先生は答えていました。

 

週刊西田

西田昌司youtubeチャンネル