こんにちは。東京事務所の紅の豚です。

 

本日の西田先生は自民党本部で開催された憲法改正推進本部に出席されました。今回の議題は「自衛隊の明記について」でした。

 

冒頭に細田博之憲法改正推進本部長より、衆議院では予算案をめぐり、攻防が続いているが、100名以上の先生方に考えていただいた9条改正案を類型化したので、議論していただきたいとのご挨拶がありました。

その後、9条改正案として①9条2項を削除・改正、②9条2項維持、2章に自衛隊や自衛権を明記、③9条2項維持、5章に自衛隊を明記、④9条2項維持などの各類型の主な条文例に説明が加えられました。

西田先生は9条改正案について、西部邁先生・佐伯啓思先生との鼎談本『保守誕生 日本を陥没から救え』に収録されている西部先生の「自由民主党への建白書」を引用し、9条2項について非武装・不交戦のこの条項は廃止すべきだが、どうしても残すなら「前項の目的(侵略戦争の禁止)を達するため」という文言を、「前項の目的に反するような」と書き直すという改正案を支持すると表明されました。

 

西部先生の「自由民主党への建白書」については、本ブログでご案内させていただいたチャンネル桜の動画でも取り上げております。こちらも併せてご覧ください。

 

本日、衆議院では午前9時より予算委員会が開会いたしましたが、野党側は政府与党側に裁量労働制のデータの再調査を行い、働き方改革関連法案の提出を断念するように迫りました。

マイクを手で覆われ、議事進行を妨害される河村建夫予算委員会委員長

 

衆議院予算委員会で政府提出の平成30年度予算案が通過し、衆議院本会議で与党多数で可決する見込みですが、野党側の反発が強く、立憲民主党、希望の党、民進党、自由党、社民党の野党5党は河村予算委員会委員長解任決議案を提出するなどして抵抗しており、本ブログ執筆時点では本会議開会の目途が立っておりません。

予算案採決後も委員長席から離れようとしない野党議員の先生方

 

西田先生は今夜には参議院に予算案が送られてくる見通しのため、国対正副幹部会議で今後の国会対策を協議するとともに、国会対策委員長室にて仕事をされております。野党による予算委員長解任決議案提出の影響もあり、今夜は非常に長い夜になりそうです。

 

3月24日(土)には京都政経パーティーがございます。

詳細はこちらからご覧ください。京都政経パーティー

 

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