こんにちは。東京事務所の紅の豚です。

 

本日、西田先生は正午より参議院内で開催された参議院政策審議会に出席されました。今回の政審では、五百旗頭真神戸大学名誉教授を講師としてお招きし、「平和主義に基づく現実的な外交・安全保障」についてご講演いただきました。

 

冒頭に武見敬三政策審議会長から、歴史を踏まえながら、未来を展望することができる敬愛すべき先生であると、五百旗頭先生のご紹介がありました。

ご紹介を受けた後、五百旗頭先生は戦前から現代に至る歴史を繙きながら、日本の外交・安全保障政策について論じられ、今後とも日米同盟の堅持と、日本に有利な国際秩序を拡大していくことが重要であると主張されました。

憲法改正については、9条2項を残しながら、自衛隊を明記することには大きな問題があると述べられ、これに対して、西田先生は大きく頷いておられました。

 

午後には自民党本部で開催された憲法改正推進本部に出席されました。議題は政策審議会でも取り上げられた「自衛隊の明記について」でした。

冒頭に細田博之憲法改正推進本部長より、憲法改正を進めるにあたっては、幅広い国民の支持を得られることが最も重要であるとのご挨拶がありました。

 

その後、自民党憲法改正草案、憲法9条の意義やその基本的解釈、安全保障において何が可能で、何が不可能なのか、憲法改正推進本部における論点の取りまとめについて説明が加えられました。

西田先生は国民投票の否決を懸念する意見に対し、国民的支持を得るためにも現行憲法が制定された歴史的経緯を国民に周知することの重要性を訴えられました。また、憲法9条についてはTPOに対応できる正確にして簡潔なものが良いとご発言されました。

憲法9条については、西田先生は自民党の平成24年草案を支持しております。同草案によると、憲法9条1項は「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない」、2項は「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」というものになります。

 

3月24日(土)には京都政経パーティーがございます。

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