こんにちは。東京事務所の紅の豚です。

 

本日は国会に天皇陛下をお迎えし、特別国会の開会式が行われました。特別国会の開会式は総理大臣の選出が行われる召集日に実施されることが多いのですが、アメリカのトランプ大統領の来日などの影響で、この度は別日に実施されました。

開会式では大島理森衆議院議長が衆参両院を代表して「我々は新たな決意の下に、内政・外交にわたり、適切な施策の推進に万全を期さなければならない。我々に課せられた重大な使命に鑑み、日本国憲法の精神を体し、最善を尽くして、任務を遂行し、国民の信託に応える」と述べました。

この後、天皇陛下より「本日、国会の開会式に臨み、衆議院議員総選挙による新議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところです。国会が国権の最高機関として、内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」とのお言葉を賜りました。

特別国会の会期は来月9日までで、17日には安倍総理の所信表明演説が行われ、20日から各党の代表質問が行われる予定です。前回の通常国会ではモリカケ問題で貴重な審議時間を空費してしまいましたが、特別国会では是非実りの多き議論のために、審議時間を有効に使って欲しいですね。

 

西田先生は開会式に出席された後、参議院の国会対策委員長室で日本税理士政治連盟の小島会長や近畿税理士連盟の田先生と面会され、税制改正に関する要望を受けました。その中でも、西田先生は償却資産に係わる固定資産税の抜本的見直しについて注視されていました。

主要国で償却資産に課税している事例は少ないのですが、日本の逼迫する地方財政の現状では、廃止することは難しいようです。その対策として、連盟の皆様は、償却資産に係わる固定資産税を固定資産税とは異なる新たな税目とすること、賦課期日を法人の決算日とすること、申告期限を所得税・法人税の申告期限と一致させること、小規模事業者の負担軽減のため、免税点を引き上げるべきこと、などの抜本的改革を検討すべきであると要望されました。

西田先生は要望を受けて、早速本日情報収集を行い、総務省の担当者とお話をされておりました。日本の税制度の再構築、特に税の負担と給付の不均衡の是正は、税理士である西田先生が大きな関心を寄せる分野ですが、このような繊細な議論の積み重ねによって成り立っております。日本のより良い税制度構築のため、西田先生のご支援をよろしくお願い致します。

 

 

☆第8回東京政経セミナーのご案内☆

 日時:平成29年11月27日(月)18時15分~

 会場:ホテルニューオータニ本館 アーケード階地下1階「翠鳳の間」

 講師:京都大学名誉教授 佐伯啓思先生

 会費:20000円(着席、夕食付き(予定・今半の牛肉弁当))

  ご参加をご希望の方は東京事務所までご連絡下さい。

  ご連絡心よりお待ちしております!!

 

 

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