こんにちは。東京事務所の紅の豚です。
今日の永田町は昨日に引き続き雨模様で、朝からシトシトと小雨が降っています。毎年この時期は茹だるような暑さなので、今年は過ごしやすいですが、これだけ雨の日が続くと、無事実りの秋が迎えられるかが心配になりますね。
本日の西田先生は久しぶりにお休みを頂いております。ということで、本日は今夜予定されている京都五山の送り火についてご案内させて頂きます。
8月16日の夏の夜空に浮かび上がる京都五山の送り火は、祇園祭と並ぶ京都の夏の風物詩で、最も有名な東山の如意ヶ嶽の「大文字」、松ヶ崎西山・東山の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、金閣寺付近大北山の「左大文字」、嵯峨山仙翁寺山の「鳥居形」の5つを指します。
送り火はお盆の伝統行事であり、死後の世界に帰る精霊を送るという意味を持ちます。この行事が一般に広く行われるようになったのは、仏教が庶民に浸透した室町時代以降と言われています。京都五山の送り火は起源や由来が謎に包まれていますが、地元の人々によって受け継がれ、数百年以上の長い歴史を持っています。
もう存在しない先祖や故人へ想いを馳せることで、送り火の美しさは一層際立つ。だからこそ数百年もの間、多くの人々を引きつけて止まないのではないでしょうか。お盆に先祖や故人の冥福を祈り、今私達が生きられていることを改めて感謝する行為は、将来世代に伝えていきたい大切な日本文化ですね。西田先生も京都五山の送り火をご覧になって、現在の日本を形作った先人へ想いを馳せ、日本への想いを一層強くすることでしょう。
今年の京都五山の送り火の点火時刻は
大文字:20:00
妙法:20:05
船形:20:10
左大文字:20:15
鳥居形:20:20
を予定しております。天候によっては点火時刻の変更、順延もございますので、御注意下さい。
オススメ鑑賞スポットとしては、京都御苑(見られるのは大文字のみ)、出町柳附近(鳥居形以外)、北山通(妙法)、吉田山山頂付近(大文字、かなり混雑します)、船岡山公園(鳥居形以外)、西大路通(左大文字)、嵐山・渡月橋(大文字)、西大橋(鳥居形、左大文字、大文字)などです。
京都五山の送り火、是非お楽しみ下さい。
こちらも併せて御覧下さい
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西田昌司youtubeチャンネルhttps://www.youtube.com/user/shoujinishida