こんにちは。東京事務所の漬け丼です。
今日の永田町は快晴の昨日までとは打って変わり、あいにくの雨模様でした。
昨日、西田先生は古川俊治先生が支部長を務めておられる埼玉県参議院選挙区第五支部の岩槻支部講演会でご講演されました。
西田先生は冒頭に3年前、ふるさと創出のため、東海道・中山道を歩み、岩槻に立ち寄った経験があり、地方の人口減少、都会と地方の人口のアンバランスは経済至上主義に原因があるとご挨拶されました。
本論では、憲法についてお話しになり、戦後最大の矛盾は、憲法9条と自衛隊の関係であると喝破されました。
現行憲法はGHQによる懲罰的措置によるもので、軍隊を持つことは想定していなかったが、昭和25(1950)年に勃発した朝鮮戦争により、GHQの方針が転換し、自衛隊が誕生したと、戦後憲法体制が占領政策によって成立した歴史をご説明されました。
その上で、日本の左派は前期の占領政策を引き継ぎ、右派は後期の占領政策を引き継いでおり、これで本当に独立国と呼ぶことが出来るのかと疑問を投げかけました。
現在の憲法改正論議について、自民党の党内議論も不十分であり、安倍総理は憲法と自衛隊の矛盾解消を目指しているが、国民的議論が起きておらず、占領政策を含めた国民的議論の必要性を訴えました。
また、冷戦後の国際情勢では、安全保障を根本的に考える必要性が生じているにも関わらず、多くの日本人は日米安全保障条約により、今後もアメリカが日本のことを守ってくれると思っており、自主防衛を含めた本質的議論がなされていない、後ろ盾を失った北朝鮮の方が安全保障を真剣に考えているとお話になられました。
西田先生は憲法改正は目先に囚われずに、占領政策を国民に周知することで、敗戦を総括し、日本人が背負っているものは何かという根本的議論をすべきであるとし、ご講演を締め括りました。来場者の皆様も先生のお話しに頷き、共感の拍手をされておりました。
本日はチャンネル桜の収録がありました。
テーマは「憲法改正」についてです。
憲法9条は当時の国際情勢に合わせて制定されたもので、
現在の国際情勢に即したものではなく、日本が自衛権を確立するには、
国民が憲法制定の歴史過程を理解する必要性があると論じておられます。
今夜にはこちらからご覧になれます。お楽しみに!
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こちらも併せて御覧下さい。
週刊西田http://www.shukannishida.jp/top.html
西田昌司youtubehttps://www.youtube.com/user/shoujinishida