組織犯罪処罰法

東京事務所のおかぴです。

もう5月の最終週に入りました。歳を重ねる度に時の経過を早く感じるのは私だけでしょうか。

いよいよ、参議院で”組織犯罪処罰法等一部改正案”の審議が始まりました。

本日の本会議では、金田大臣から趣旨説明、そして各党の先生方から質疑が行われました。

自民党からは古川俊治先生が質疑に立たれ、

「近年テロは国境を越えて起こっており、現地の人ばかりではなく、邦人の貴重な命も失われている。3年後に控えるオリンピックでテロの標的にならないためにも、一日も早く法案を成立させる必要がある」と述べていました。

また総理からは、

「東京オリンピックを控え、テロ対策を万全にすることが開催国の責務である。」国民および訪日客の安全のためにも国内法を早期に成立させ、国際組織犯罪防止条約（G7の中で日本だけが未締結）を締結し、各国と連携を取っていく必要性を訴えていました。

本会議の最中に議員会館の前では、「共謀罪？」法案反対の声が溢れていました。

明日からいよいよ西田議員が筆頭を務める「法務委員会」において、総理入りで本格的な審議が始まります。

日本はとても平和な国であるため、テロに対する意識がまだまだ低いように感じます。テロは対岸の火事ではないということをもっと深く考える必要があるのではないでしょうか。最善の結論が出されることを一国民として願うばかりです。

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